皆様こんにちは。
12月も半ばを過ぎ、世間にはクリスマスシーズンが到来しているもようです。
あちらこちらでイルミネーションが見られ、とてもきれいですよね。
きれいだからついつい立ち止まって見入ってしまいます…
学生のみなさんは23日から冬休みに突入しますが、どんなクリスマスを送るのでしょう。
ちなみに、クリスマスといえばサンタさん。
我が家には、平成2年度までサンタさんが訪れていたのですが、それ以降その姿をみることはありません。
やはり子供の心をなくしてしまった私には見えなくなってしまったのでしょうか…
それとも毎年毎年お願いされる、季節外れのスイカを入手するのが困難な状況になってしまったのでしょうか。
私に知る術はありません。
ただ、真実を知る人間が身近にいるかもしれない…そんな予感がするのは私だけでしょうか。
さて、クリスマスが過ぎればいよいよお正月ですね。
そういえばここ最近、お正月に関して時代の流れを感じることがいくつかあります。
感じることを以下にあげてみましたが、みなさんはどうでしょう?
①お餅をつく家庭が減った。
②門松を飾る家庭が減った。
③プラスチック製の鏡餅が売られている。
④鏡餅が真空パックになっていてカビが生えない。
⑤百貨店等の初売りが早期化している。
⑥旗をつけた車が減った。
⑦凧あげしている子どもをほとんど見ない。見たとしても、あげている凧がビニール製だったりする。
まぁ、ぱっと思いつくものといえばこんな感じでしょうか。
時代は変わるものですが、①や②など、日本の伝統文化が薄れつつあるのは、少々さみしく感じます。
私が小さい頃は、鏡餅の下に敷く「ウラジロ」というシダ植物を取りに行った記憶がありますね。
ちなみに鏡餅を飾るのは末広がりで縁起がいいとして、12月28日が最も良いようです。
29日は9(苦)がつくので縁起が悪いとされているとのこと。
ふむふむ…日本文化は奥深いですね。
さて、「大学自然探訪」と題して宮崎公立大学の自然の魅力お送りする2回目。
まずは、この2つの写真からどうぞ。
なんとまぁ。
まさにビフォア・アフターのよう!
みごとに葉っぱが散ってしまいました。
きれいに紅葉していた時期は非常に短かったですが、短いからこそまた魅力があると私は思います。
それにしても、結構いい色出していると思いませんか?
落ち葉もいい具合に広がり、風情を感じます。
お次はイチョウです。
落ち葉のグラデーションが出来上がっています。
わかりますか?
ムムッ!どこからともなくプ~ンと鼻をつく匂いがします。
足元にふと目をやると…
おお~。ギンナン発見です!
イチョウの木はオスの木とメスの木があって、メスの木だけが実をつけます。
その実のことをギンナンといいます。
茶碗蒸し等に入っているギンナンは、この実の「種」の部分になります。
果肉部分を腐らせて落とし、種だけになった状態で良く乾燥させ、乾燥したらフライパンで煎って、種のカラを割って、やっと食べられる状態になります。
結構手間がかかるんですよ~。
しかも乾燥させるまでは、鼻がもげるかと思うほどクサイ!
食卓にのぼったら、感謝して食べましょう。
次は、なんとびっくり。
季節外れのもみじの紅葉です!!
「ここは京都か?」と思ってしまうほど、すごくきれいに色づいています。
う~ん。
緑の中に、1本だけポツンとあるのがまたオツな感じです。
ちなみに、イチョウを撮影したタイミングでは…
まだほとんどの部分が緑色でした。
本来、宮崎平野部では大半のモミジは赤くなる前に落葉してしまいます。
立地条件や気候が良かったのかもしれませんね。
さて、最後は本学の木でもある、「椿」です。
では、ここで問題です。
①と②ではどちらが「椿」でしょうか。
正解は!!!
越○製菓~!…ではなく、正解は②です。
みなさんわかりましたか~?
ちなみに①は名曲「さざん~かの~や~ど~」でもおなじみ、「さざんか」です。
椿はその改良のしやすさから、多くの品種が出回っています。
しかし、今回大学で撮影したのは改良されていない原種の「ヤブツバキ」です。
このヤブツバキは、生息環境によって個体差が現れるのが特徴です。
大きな花をつけるものもあれば、ちいさなものもありますし、あざやかなピンクのもあれば、紫がかったものもあります。
まさに、本学のリベラルアーツを表しているかのようです。
さて、今週…いや、2011年の花金はこれにて終了です。
みなさん休みだからといって羽目を外しすぎないように、楽しいお正月をお過ごしください。
来年の花金にもどうぞご期待ください。