2014年2月28日(金) 第214号 『春の息吹が…』

春が近づき、だんだんと暖かさが増してまいりました。

寒さが大の苦手な私としましては、春の訪れは大歓迎です。

早く最低気温が二桁になってほしいところです。

 

まことに恐縮ながら、今回は大学ネタの取材がなかなかできなかったもので、個人的な春のネタで一人盛り上がろうと思います。

 

春と言えばやはり山菜!

わらび、ぜんまい、竹の子、タラの芽と種類も豊富で、私にとってとても楽しみな時期です。

 

特に私の好きなものは「タラの芽の天ぷら」で、揚げたては激ウマです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春の山菜は、ほとんどが植物の「芽」にあたる部分であり、そのためあく抜きをしないとたべられないものが多いのですが、タラの芽はその手間不要!

新鮮なものであればえぐ味もなくほのかな香りが最高です。

通常は上の写真のように、葉が開かないうちに収穫して食べるのが一般的ですが、私としては食べる量を確保したいがゆえに、下の写真のようにある程度の大きさに育つまで待ちますね。


天然ものより小柄… 年齢的にはまだまだ質より量です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただし、茹でてから酢味噌等で食べたい場合だと、ここまで育ってしまうと厳しいのではないかと思います。

今では山菜も一般のスーパーで手軽に購入できる時代となりましたが、スーパーに並んでいるものでは「山菜本来のうまさを実感することはできない」と勝手に思っています。

というのも上にも書いたように、春の山菜は非常にあくが強く、時間がたてばたつほどえぐ味が強くなります。

 

スーパーに並ぶのは収穫してから最低数日はたっていると考えるため、本来とは違う味になっているはずです。

天然ものより小柄…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにわらびやぜんまいのあく抜きには、重曹や炭(灰)を使う必要があり、食べられるようになるには、丸1日は必要です。竹の子も米ぬかを使って煮ることであくを抜く必要があり、なかなか簡単には頂けません…。

 

そういった点で考えると、あくぬきをせずに頂けるタラの芽は、とてもお勧めです。

ただ、タラの木自身がするどいとげに覆われているため、ケガ覚悟で取りに行く必要があります。

軍手は必須アイテムです。

気を付けないと流血事故が発生します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

採るときが楽か、採った後が楽かの違いですかね。

 みなさんには、ぜひとも山菜狩りにお出かけいただき、本来の山菜の味を実感していただきたいものです。

 とはいえ、近くに山があったとしても人の山に勝手に入ってはいけませんし、「イチゴ狩り」のように「山菜狩り」という商売をやられているところもなかなかないと思いますので、昔ほど簡単に山菜が手に入らなくなったのもまた事実です。

 私の実家近辺の農家さんによると、みかん山など比較的手入れがされている山は一般の方も入りやすいため、許可を得ず勝手に入って山菜を根こそぎとっていかれる場合があるとのこと。

これは不法侵入になるので絶対にやめましょう。

 

さて、今回の花金は個人的な春のネタで盛り上がってしまいましたが、次回はどんな内容でしょうか。

お楽しみに。