2014年8月8日(金)第232号『台風11号にご用心』

先月も台風8号が宮崎を通過しましたが、またしても台風11号が九州に接近する動きを見せています。先週から宮崎県内も各地で雨量が増えていますので、災害に対してくれぐれも油断をされないようご注意ください。

 

さて、宮崎公立大学では、先週前期定期試験が終了し、いよいよ夏休みに入りました。また、8月3日からは異文化実習のため、宮崎公立大学の学術交流協定校等であるカナダのバンクーバーアイランド大学、韓国の蔚山大学校、蔚山科学大学校、英国のスターリング大学へ、合わせて約50名の学生が短期研修に行っています。充実した日々をお過ごしください。

 


夏休み開始直後、さすがに学生見えません。

 

ふと昨年同時期の記事を見ていると、私の隣のUさんが、セミの抜け殻調査を行っているではありませんか。観察記録は継続が必要、ということで、今年も抜け殻の定点調査を行います。昨年と同様、4地点でそれぞれ4本の木を無作為抽出し、目視による計数を行った結果を以下に記述します。

 

 

(各地点の調査結果)
A地点 76個 (H25 80個)
B地点 15個 (H25 16個)
C地点  4個 (H25 26個)
D地点 68個 (H25  7個)

 


アブラゼミとクマゼミの美しいセッション


背伸びしても届かないような高いところまで登っています

 

昨年の調査と併せて考えると、A・B・C地点は隣接するにも関わらず、A地点だけが多いという傾向は変わらなかった点は興味深い結果となりました。また、他の3地点から離れているD地点においては、昨年とは個数にかなりの開きが見られます。恐らく小学生のとき以来約30年ぶりに真剣に眺めたセミの抜け殻ですが、土の中から出てきて、木をよじ登り羽化し、羽ばたいていくプロセスを想像しながら見てみると、その力強い生命力を感じざるを得ません。

立秋を迎え、暦の上では秋ですが、残暑はまだまだ続きそうです。暑さに負けずに頑張りましょう。企画総務課キノシタでした。