令和6年4月26日(金)第535号『新任の教員の皆さまをご紹介します!』

投稿日:2024 年 4 月 26 日    カテゴリー:スタッフ日記,大学の日常

みなさん、こんにちは!令和6年度の「花の金曜日」は企画係からスタートします!よろしくお願いします!

4月になり新生活を迎えた方々が多いかと思います。本学でも、4月2日(火)に本学の講堂で令和6年度入学式が行われ、217名の新入生が新しい環境で生活を過ごしています。新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着きを迎え、大学生活も従来のように凌雲祭や部活動・サークル活動の活気が戻りつつあります。是非、これからの4年間を有意義に過ごし、自分のやりたいことに挑戦して欲しいと思います!
入学式の様子をちょこっとお見せします。

受付の様子

式典の様子

辻学長の告辞

在学生が部活動・サークル活動の勧誘をしていました!

 

さて、タイトルにもある通り、この4月に新入生と同じく、宮崎公立大学に赴任された教員の皆さんを紹介させていただきます!

1人目は、八重樫 徹(やえがし とおる)准教授です!
専門は、「哲学」です。

<学生の皆さんへ一言>
今年度から哲学・倫理学を担当する八重樫徹です。100年くらい前のヨーロッパの哲学を研究しながら、現代の人種差別や性差別のことなどについても考えています。
出身は千葉県ですが、前任校が広島にある大学だったので、広島市に6年半住んでいました。
「哲学をやっています」と言うと「難しそうですねー」と言われることが多いのですが、哲学は愉しい学問です。愉しみながら一緒に学びましょう。

 

2人目は、髙塚 佳代子(たかつか かよこ)准教授です!
専門は、「情報システム工学」です。

<学生の皆さんへ一言>
はじめまして。髙塚です。情報系の講義と演習を担当させていただきます。宮崎生まれ宮崎育ちで子育て中も宮崎市のサポートを受けてきました。今後は宮崎と宮崎公立大学の発展に貢献したいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

 

3人目は、日髙 義浩(ひだか よしひろ)准教授です!
専門は、「教育工学」です。

<学生の皆さんへ一言>
はじめまして。4月に赴任した日髙です。運動不足を解消するため,研究室のある6階まで,階段を昇り降りしています。そのせいか,1日の始まりは常に息切れしてハァハァ・・・です。
研究室には,3DプリンタやCNCなど様々な加工機器が置いてあります。これらの機器類を使って何かできるのか。。。 地域創生? 業務改善? 何か面白いことができるのではないかと考えています。さまざまなアイデアが浮かびませんか? これからの情報化社会では「何ができるのか」発想が求められていると思います。一緒に「何ができるのか」を考えてみませんか? よろしくお願いいたします。

 

4人目は、新村 拓也(しんむら たくや)特任准教授です!
「地域関連科目コーディネーター」として活躍していただきます。

<学生の皆さんへ一言>
4月より地域連携科目担当となりました、新村です。
これまで同様基幹演習C、プロジェクト・インターンシップ、自然災害と防災・減災を担当します。
この他にも学生の皆さんの新たなチャレンジに繋がる様々な取り組みを地域の皆さんと一緒に作っていきます。引き続きよろしくお願いいたします!

 

以上、赴任された教員の皆さんでした!一緒にこれからの宮崎公立大学を盛り上げていきましょう!!
今回のブログは、企画総務課企画係(アカザワ、ナカハラ、ナカムラ、ヤマグチ)の4名でお送りしました!

令和6年3月29日(金)第534号『就職活動の今昔(就職戦線異常なし?⇒分かる人は同年代ですね)』

投稿日:2024 年 3 月 29 日    カテゴリー:スタッフ日記,大学の日常

今年度もあと、わずかとなり、昨年、私がこの大学に来て、間もなく1年が過ぎようとしています。時が過ぎていく早さには本当に驚くばかりです。そんな中、この4月からは多くの本学の学生達が新社会人として旅立っていきます。みなさんのご活躍を心よりお祈りいたしております。

さて、1990年に就職活動を行った私の時代と就職活動のやり方が異なっているのは、当たり前のことですが、少し、当時の状況を思い出しながら振り返ってみたいと思います。

まず、就職活動のスケジュールですが、私(文系)の時代には、企業側と大学側の間で就職協定というものがあり、これにより、企業側の説明や個別訪問の開始が大学4年の8月20日から、内定開始が10月1日からと決められていました。

今よりも随分と遅かったことになりますが、このとおりに事が進んだわけではなく、多くの学生が7月か8月頃までには内定をもらい、事実上、解禁日はあってないようなものとなっていました。また、当時は日本全体に活気のあるバブル期(やや、陰りが囁かれはじめたぐらい)で、今よりもさらに輪をかけて学生の完全売手市場でしたので、市役所と民間の両にらみで就職活動を行っていた私でも大して苦労することなく、5社ほど内定をいただきました。他の学生はもっと多かったと思います。

超一流企業を除けば、ほぼそんな感じで、とにかく企業側が学生を確保するのに必死で、私の友人はある金融系の会社で1回話を聞いたところ、それ以降、リクルーターがわざわざ大学の正門で待ってたりして、最初はよかったが、途中からひつこすぎるんだがと嘆いていたほどです。

また、当時、就職活動は一種のイベントのような感覚がありました。今では考えられませんが、みんな、あそこの会社でこんなレストランに連れて行ってもらったとか、こんなものをもらった(会社の説明会に行っただけでウォークマンをもらった友人も実際にいました)とかよく聞いていました。中には内定者を他の会社に取られないために、オーストラリア旅行をプレゼントされたなんてうわさも飛び交いました。

就職活動のスタートの切り方も今とは違うと思います。私は東京のいわゆるマンモス私立大学に通っていましたが、私たちの時代はエントリーシートのようなものはなく、都内の会社なら資料請求してOB訪問から始めるのがポピュラーな方法の一つでした。インターネットもない時代ですので、就職資料室のようなところに行って、自分が行きたい会社のリストから前年度や前々年度に就職しているOBを見つけ、会社に連絡するわけです。そして、会う約束をし、こちらを売り込むと同時に会社の内情を遠慮なく聞いていました。最初のOBが次のOBを紹介し、2人目、3人目と進んでいき(OBの年齢も上がっていきます)、最終的に会社の面接試験を受け、内定をもらうという感じだったと思います。会社によっては簡単な一般教養試験や小論文のようなものを課す会社もありました。

また、「青田買い」という言葉もよく聞かれました。就職解禁日よりも実際は早く採用活動が行われていたことから、このような言葉が使われたわけですが、中には極端に早い時期の「青田買い」もあり、これには、私が唯一、先に進めなかった会社での苦い経験があります。大学4年の4月頃だったと思いますが、グローバルに展開する大手通信系の会社で説明会があるとのことで聞きに行ったところ、説明会後、3人1組にグループ分けされ、いきなりテーマに沿った意見交換会となりました(事実上の面接試験)。

テーマは「移動体通信の将来性について、私見を述べよ。」という内容だったと思いますが、呑気に説明会を聞きに来ただけの私は何も準備をしていなかったため、見事に撃沈しました。

移動体通信というのは、今で言う携帯電話などモバイル通信のことですが、当時は携帯も一般に普及しておらず、車の中に設置されている固定電話(それも一般的ではなかった)のことしか思い浮かびませんでした。今、思えばそこから携帯電話の発展の可能性を語るのが正解だったのかも知れません。

おそらく、その時の何人かは、超「青田買い」での採用になったと思いますが、当然、私に連絡はなく、その後、通常の採用時期になって、その会社から再び受けに来ませんかとの案内をいただいたものの、足を運ぶ気にはなりませんでした。

今は、インターネットの普及により、沢山の情報が入手可能で、選択肢も増え、インターンシップに参加すれば入社後のイメージを明確に持つことも可能となり、本当に入りたい会社を見つけることができるという意味では環境はよくなっているのだと思います。逆に、どこまでも調べられるため、迷ってしまう場合もあるかも知れませんので、職業に対して、自分なりのしっかりとした考えを持つことが重要だと思います。

去る3月22日に卒業式が行われました。就職先が希望どおりだった方とそうでなかった人もいるかと思いますが、縁を大切にし、与えられた環境で一所懸命に頑張ることで、その後の運命が切り開かれていくこともあります。まずは、就職先のご縁を受け入れて、がんばってほしいです。

 

 

それでは、今春、卒業される皆さんもこれから就職活動を行う皆さんも、失敗を恐れず、チャレンジ精神で、とにかく、悔いのない人生の選択をしていってほしいと思います。

今月は事務局長のヤスドメがお送りしました(名前の表記を従来に合わせましたが、ナゼ、カタカナナンデショウカ?)。

 

 

 

 

令和6年2月16日(金)第533号『交換留学生の修了式』

投稿日:2024 年 2 月 16 日    カテゴリー:イベントレポート,大学の日常

 

2月5日、海外協定校である中国 蘇州城市学院の留学生2名の修了式が行われました。

去年9月に来日し、あっという間の5か月間でしたが、留学生たちは、初・宮崎の生活で多くの

ことを学んだようです。

学長から修了証書が授与され

留学生たちの挨拶も。

個人的に感動したのは、入学許可式では母国語のカンペを作成していた彼女たちでしたが、

今回は日本語のカンペ。

 

5か月で語学力も伸びました。

将来は中国で日本語を使う仕事に就きたいという2人。

今回の留学で学んだ日本文化や言語を通じて両国の架け橋となってくれることを願っています。

 

今回は国際交流係カネマルが担当しました。

令和6年1月26日(金)第532号『MISSION!ミヤザキデ ハタラク ミリョクヲ サグレ!』

投稿日:2024 年 1 月 26 日    カテゴリー:イベントレポート,スタッフ日記,大学の日常,学生の活躍

2024年1月16日(火)、101・102・103大講義室を会場にとある会が開かれました。

それは・・・

「企業・自治体訪問 成果報告会」!

 

本学2年次の必修科目として開講している「キャリア設計Ⅱ」。

その講義の中では、毎年、宮崎県内の企業・自治体 約20団体を学生がグループに分かれて訪問(※)し、働く方へのインタビューを通して宮崎で働く魅力について考える取り組み、「企業・自治体訪問」を行っています。

(※ 訪問が難しい場合は、企業の方に来学いただき対応を行うところもあります。)

 

今年度は、グループごとの事前研修2回を経て、11月28日、12月5日・12日に計20社の企業・自治体にご協力いただき、働く方へのインタビューを実施しました。

※写真は、11月28日に訪問した宮崎日機装さま提供の企業説明、社内見学の様子です。

 

 

その後、2回の事後研修での発表ポスターの制作を経て、いよいよグループごとに訪問した企業・団体の情報を報告し合う「成果報告会」を行いました。

 

各会場での報告の様子を写真とともにお伝えします。

★101大講義室: 通信、製造、金融、運輸、サービス業 等、6社/団体の報告が行われました。

 

★102大講義室: インフラ、運輸、サービス、通信、金融保険、公務 等 7社/団体の報告が行われました。

 

★103大講義室: 通信、インフラ、製造、運輸、卸売小売、公務の7社/団体の報告が行われました。

グループごとにインタビュー内容をまとめたポスターを作成し、企業・団体の概要や事業についての紹介、インタビューした内容や宮崎で働くメリット・デメリット、訪問した感想などを報告し合います。質疑応答では、追加で聞きたい点や不明だった点を尋ね合い、さらに学びを深める時間となりました。

 

会場には、ご協力いただいた企業・団体の方もご参加くださり、訪問学生への労いの言葉やポスター発表への感想をお伝えいただきました。

発表した学生からは、「実際に企業等を訪問して働く人に直接話を聞くことで、働く環境や職場の雰囲気などを体感でき、新たな発見がたくさんあった」「働くことは単にお金を得ることだけではなく、たくさんの学びと経験を得続けることだと分かった」「宮崎にも世界に誇れる製品・技術を持つ企業があることを知り、宮崎での就職を考えるきっかけになった」などの感想が述べられ、今後の自身のキャリアについて考える良いきっかけが得られたのではと感じています。

ご協力いただいた企業・団体の皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました!

 

本学では、2年生必修講義の「キャリア設計Ⅰ」「キャリア設計Ⅱ」や3年生選択科目の「プロジェクト・インターンシップ」「実践ビジネス教育」などのキャリア教育科目の配置や、就職ガイダンスなど各種講座・セミナーの開催を通して、学生の皆さんが卒業後も社会で充実したキャリアを歩めるよう支援を行っています。

 

現3年生は、いよいよ3月1日に迫った就職活動の解禁に向けて、エントリーシートの作成や業界・企業研究に取り組み始めています。

ぜひ、大学で実施しているセミナー・講座やキャリアコンサルタント等による就職個別相談などを活用し、希望する進路に向けて就活の良いスタートダッシュが出来るよう、気持ちを温めて臨みましょう!

もし、困ったり・悩んだりした時、誰かに話して気分転換をしたい時などは、いつでも凌雲会館1階の就職支援係にお話に来てくださいね。

進路が決まった等のご報告もお待ちしています。

 

この花金をご覧の皆さまも、自然災害や事故など心を痛めることが多い年始となりましたが、少しでも心と体を健やかにこの1年を過ごすことができるよう願っております。

今月は、先日久しぶりの人間ドックを受診して、自分自身のメンテナンスの大切さを感じつつ、結果にドキドキする日々を過ごしている就職支援係のヒライがお送りしました。

令和5年12月22日(金)第531号『教員を目指す学生の姿』

投稿日:2023 年 12 月 22 日    カテゴリー:お知らせ,大学の日常

2023年もあと10日ほど。みなさまはどのような1年を過ごされましたでしょうか。

見事世界一を勝ち取った「サムライジャパン」のキャンプ地として盛り上がった2月が、遠い昔のように感じます。

 

さて、本学では英語の教員免許状(中学校・高等学校)が取得できることをご存じでしょうか。現在、約90名の学生がこの教職課程を履修しています。

また、九州地区では令和6年度の教員採用試験について1か月程度の前倒しが決定しています。そのため毎日担当教員の指導を受けながら、寸暇を惜しんで勉強に励んでいます。

今回は、来年度の教員採用試験を受験予定の学生2人に、話を聞きました。


宮崎県出身(3年生)

もともと物事を人に教えることが好きでしたが、中学生の頃、英語の教科担当に憧れを持ち、教員を目指すようになりました。そして英語の教員免許を取得でき、また好きな英語だけでなく幅広い分野を学べるMMUに入学を決めました。

授業やゼミ、教採の勉強と忙しい毎日を過ごしていますが、好きなアーティストの推し活をするなど、ONとOFFをしっかり分けて、集中して取り組むようにしています。

教員採用試験で求められる教職教養については、教職支援室の曽我先生にご指導を頂きながら演習に取り組んでいます。大学の講義と並行するのはしんどいこともありますが、教員になるという長年の夢に向かい、先生方のご支援もいただきながら日々の努力を続けています。

推しのタオルを傍らに勉強中


広島県出身(3年生)

隣のクラスの先生に親身に相談に乗っていただいたことがあり、私も生徒のためにどんなときも、熱心に向き合えるような教員になりたいと思っています。また、私は英語が苦手でしたが、褒めながら長所を伸ばしてくださる英語教員と出会い、いつしか英語が好きになりました。この経験から、英語を苦手とする生徒に学ぶ楽しさを教えられる、そんな教員を目指しています。

休憩の時も洋楽を聞き、少しでも英語力を高める努力をしています。そしてたまには好きなアニメやYouTubeを見て、リフレッシュしています。

学校での勉強と教採対策の両立は大変ですが、”未来の教員になった自分”を想像し、「これまでの学びを生徒に還元するため」という意識を持ち、日々の勉強に励んでいます。また、毎日ご指導くださる先生方や、一緒に勉強を頑張る仲間がいるので、その思いも胸に、採用試験に挑みたいと思います。

図書館での勉強中にお邪魔しました!


インタビューにお答えいただいたお二人、ありがとうございました!

 

このように現役合格を目指し勉学に励む学生だけでなく、大学院進学や企業への就職を経て教員を目指す学生もいます。これからも教員免許状の取得を目指す学生を、関係教職員全員で支援してまいります。

 

2023年最後の花金は、今話題の大谷さんと同じ、背番号17を社会人チームで背負う学務課カネマルがお送りしました。

どうぞよいお年をお迎えください。

Merry Christmas!