‘おすすめスポット’ カテゴリーのアーカイブ

2017年4月14日(金)第358号『学内のさくら』

2017 年 4 月 14 日 金曜日

新年度が始まり約2週間が経過しました。入学式の時3分咲きだった講堂前の桜も、もうずいぶん散ってしまいました。

 

 

桜の花は、入学・入社・異動など新しい出会いの季節にとても似合っていると思います。そういう理由で学校に桜の花が多く植えられているのではないかと、この時期はいつもそう思います。

 

今週明けはあいにくの天気でしたが、その後、好天に恵まれ、青空を背景に本学の桜の花は非常にきれいに花をさかせています。

 

 

夜は、ナトリウムライトの独特のオレンジ光に照らされて、すこし幻想的な雰囲気を醸しています。撮影技術が拙いために綺麗に撮影できませんでした。

 

 

 

 

話がすこし転換しますが、

今年の2月から3月にかけて、研究講義棟の一部の空調を行っている大きな機械のオーバーホールと、食堂のエアコンの更新を行いました。

どちらも開学以来、大事に使ってきたもので、研究講義棟の空調機は重要な部品を交換し、食堂の空調機は新しいものに付け替えを行っています。

 

 

食堂の空調機は本体だけでなく室外機も大きく、しかも他の室外機と込み合っていて、業者の方は設置に苦労されたようです。

 

 

がっちり大きな足場を組んで、クレーンでつり上げていました。

室外機を運び込むため使うクレーンも大きく、侵入経路をどうするか問題になりましたが、桜の木の枝を一部切って、クレーン車が通れる空間を確保するしかありませんでした。

 

このことを造園業者に相談したところ、枝の剪定にはちょうどいい時期だったらしく、問題はないとのことで、業者にお願いして枝を切り、後の処置をしてもらいました。

 

 

『桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿』

といいますが、かなり大きく育っていた枝を4~5本切ってしまったので、春に花が咲くか心配でした。

今年は、充分きれいに花が咲いて良かったです。

 

来年も花がきれいに咲いて欲しいと思う総務係コニシが、ここ一週間の学内の桜の状況をお伝えいたしました。

2017年2月3日(金)第349号『公立大のクールな場所をご案内』

2017 年 2 月 3 日 金曜日

先週の花金ブログでは、『MMUあったかスポット巡り』としてお送りしましたが、今週はその逆、『公立大のクールな場所をご案内』します。

 

まずは、ここ。

研究講義棟北、講堂西に位置する桜の木。ここは日当たりも悪く、かなり寒いです。その証拠に、この木の下には苔が生えています。

現在のこの木には、まだつぼみもありませんが、3月の卒業式や4月の入学式では、枝という枝に花を咲かせて華やかに、卒業生を見送り、入学式を迎える、という大事な役割を果たしています。

 

次にご紹介するのは、ここ。

 東駐車場から研究講義棟1階の101、102大講義室に抜けるこの廊下です。

去る1月14日(土)、15日(日)の2日間。全国の各大学等と同様に、本学でも大学入試センター試験が実施されました。この試験は、ご承知の通り、受験生の皆さんの進路を決める大事な試験です。
この試験では、不測の事態に対応するために各試験室と試験実施本部の連絡を密接に行うこと等を目的とした「連絡係」が各試験室前に配置されるのですが、本学会場の中でも最も寒い場所がこの廊下。陽が当たることもなく、ビル風も吹き抜けるこの場所に、1日中滞在する「連絡係」。その苦労が忍ばれます。

 ちなみにこの場所の中ほどには、全面ガラス張りのドアがあり、その場所ではダンス部部員の学生がダンスの練習を行っている姿が、しばしば見受けられます。

 

最後にご紹介するのはこの場所。


研究講義棟北側の研究室です。前回のブログでは、研究講義棟南側のグローバルセンターの様子をお伝えしましたが、同じ研究講義棟の建物でも、南と北では、陽の当たり方が全く違います。
そして今回ご紹介するのは、7階のとある研究室。暖房を入れてもなかなか暖まらないこの部屋で、ここの主であるウメヅ先生は、持参の水筒(の緑茶)で温まっています。

ウメヅ先生は、アカデミック・リーディングやライティングを学ぶ1年次の「基礎演習」やアクティブラーニングを実践する2年次の「基幹演習」をより良くするために尽力いただいています。

そして、権利の関係でお見せすることはできませんが、研究室の本棚には特撮ヒーローのフィギュアがずらりと並び、机には自作の特撮ヒーローのマスクもあり、安倍首相の推奨するクールジャパンを体現しています。

 

 

南北に長い日本列島は、四季折々で様々な表情を見せてくれますが、ここ南国宮崎の宮崎公立大学でも、小規模ながら場所に応じて、様々な姿を見せてくれます。

 

以上、今回のブログでは、私アラキが公立大のクールな場所をご紹介させていただきました。

2017年1月27日(金)第348号『MMU あったかスポット巡り』

2017 年 1 月 27 日 金曜日

最近、寒い日が続いておりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今回のはなきん担当、企画総務課ヒライの実家(兵庫県北西部)はこのような状況になっております。

This is 豪雪。

今週の月曜日(1/23)時点でのこの写真。積雪量は約1mと言ったところでしょうか…。 笑

雪がたくさん降る地方の皆さま、ぜひとも気をつけてお過ごし下さい。

 

初っ端からタイトルにそぐわない写真となりましたが、うってかわって、本日(1/27)の宮崎市は、なんと最高気温17度!

南国宮崎と言われる所以を、存分に発揮した気温となっています。

中央のエレベーター部分にも、教室の窓にも、青空が反射して映るくらい良いお天気です。

 

たまたま今日は暖かいですが、まだまだ寒い日々を快適に過ごすべく、今回は学内のあったかスポット3カ所をご紹介いたします!

 

まず訪れたのは、こちら!

勉強したり、本を読んだり、留学情報をシェアしたり!

研究講義棟が誇るあったかスポット①。3Fのグローバルセンター!

 

写真右側に見えるように、広々とある窓から、暖かな日の光が注ぎこみ、部屋中を暖めてくれます。

「朝イチは寒いけど、10時過ぎくらいから一気に暖かくなっていくよ。お昼前くらいには暖房も切っちゃうくらいだよ。」

と、グローバルセンターのコバヤシさんやニイナさんたちもおっしゃるほどの暖かさ!

 

学生の皆さん、10時以降が狙い目です!!

あったまりつつ、インターナショナルな情報をゲットしに足を運んでみてください!

 

続きましては、こちら!

明るい!あったかい!と言えばこちら!

あったかスポット②図書館です!(写真は、図書館内のブラウジングホールです)

 

図書館のおすすめポイントは、蔵書の数々を大切に守るため、温度とともに湿度も管理されているところ!

「寒いし、乾燥するから肌もカサカサするわ…」という学生の皆さん!(あれ?私だけでしょうか…?笑)

お肌もカサカサから守りつつ、勉強に読書にぜひぜひご活用ください。

 

ちなみに、暖かさとしては、上の写真のブラウジングホールの方が暖かいですが、静かに集中型の方には、こちらもおすすめ!

個室机ゾーン

個室研究室ゾーン

どちらも南側に面していて、暖かい光が入ってきます!

今日のようにお天気がいい日は、ブラインドも上げて勉強をするのもよいかもしれません。

 

最後にご紹介するのはこちら!

中庭。そう、外です。

学内あったかスポット最後の③は、中庭のベンチ!

 

まだ少し、活用シーズンには早いですが(笑)、今日くらいの気温であれば、

(日中なら…)ちらほら見えるベンチに座ってお昼ご飯もおすすめです!

 

強すぎる日差しも、木々が適度に遮ってくれるので、ゆったりと長時間過ごせます!

(もう少し暖かくなれば…)私もベンチで読書でもしてみようと思います♪

 

コートがいらない時期になるまでは、 ぜひ暖かい飲み物でも持って、読書に、友との語らいに、ご活用ください!

 

 

【番外編】

学生の皆さんが足を踏み入れることの少ない、管理棟2階。

(ここに来るのは卒論提出の日が最初で最後だ…とも言われています。)

そこに、管理棟が誇る、あったかスポットがあります。

それは・・・

どどん。

事務局長室!!!

 

南側に面した大きな窓があり、さんさんと日の光が入ってきます。

そこはまさに、あったかスポット!

 

せっかく学内各所を紹介するんだから、学生さんが日頃足を踏み入れないところを…!と思い、

お仕事中のスギマツ局長に出演協力をいただきました。

(忙しい中にお邪魔しましたが、さすが心もあったかです!)

 

以上、番外編も含めつつ、MMUあったかスポットのご紹介でした!

2016年8月26日(金) 第332号 『平成28年度定期公開講座』

2016 年 8 月 26 日 金曜日

初めて「花金」を担当いたします、地域研究センターのトミナガと申します。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

まだまだ暑さの厳しい日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。気が付けばもう8月も終盤です・・・!あと4ヶ月ほどで2016年が終わることに気づき、時の流れの速さに焦りを感じる今日この頃です。

 

さて、初めてのブログで何を書けばよいかと悩んでいたのですが、10月から本学で開催される行事がございますので、そのPRをさせていただきます!

 

「定期公開講座」

 

定期公開講座とは、毎年異なるメインテーマに沿って、本学の教員が中心となって講師を担当し、一般の市民の皆様向けに開催される講座です。

 

今年度のテーマは「国際政治経済のフロンティア」。今話題のアメリカ大統領候補トランプ氏・クリントン氏や、中国の台頭についてなど、最近のニュースなどでもよく耳にする気になるテーマを取り上げていますので、ぜひご参加ください。

 

参考に、昨年の定期公開講座の様子をお届けいたします!

 

定期公開講座は10月7日から毎週金曜日、4回連続で行われます(※10月28日を除く)。

 

参加には事前の申し込みが必要となりますので、詳しくはこちらをご覧ください。

 

皆様のご参加をお待ちしております。

 

 

以上、トミナガがお送りしました!

平成27年7月3日(金)第276号『グループなワークとメカニックなワーク』

2015 年 7 月 3 日 金曜日

ジメジメした日が続き、陰鬱な気分になってしまいがちな梅雨のこの時期に、宮崎公立大学では快活な活動が行われている場所がありました。

雨。

 

雨、雨。

今回のハナキンでは、本学が平成26年度から導入した新しいカリキュラムの講義のうち、特徴的な科目の1つである「基幹演習A」(2年次前期必修科目)について、ご紹介します。

 

はじめに「基幹演習A」とは何かを説明するために、シラバス(講義計画書)を見てみると…

【概要】

グループワークを通じて、グローバル化し複雑化する地域の課題を発見し、その実践的解決策を模索します。

基幹演習Aでは、外部講師による2回の講演のなかで提示された、地域の具体的課題について、ゼミ内のグループワークを通じ、その現状や背景をさぐり、具体的な解決アイディアを模索します。

講演(第2回、第9回。全ゼミ合同)では、地域で活動している方をお招きして、地域をテーマにした講話をしていただきます。講話の中で、解決すべき具体的課題が1つ提示されます。

グループワーク(第3回~7回、第10回~14回)では、各ゼミ内で3~4程度のグループに分かれ、グループごとに解決策を考えていきます。ここでは、所定のワークシートを用いて、①解決のために必要な情報(単に現状だけでなく、問題の原因となる背景や解決策として優れた先進事例など)を的確に把握し、②論理的な思考力に基づいたディスカッション等を通じて解決アイディアを模索します。また、プレゼンテーションの準備も行います。

ゼミ内発表会(第9回、第15回)では、グループごとに考えた解決アイディアについてのプレゼンテーションと、ディスカッションを行います。

【到達目標】

①論理的思考力、情報収集力、情報整理能力等のアカデミックスキルを身に着ける。

②ディスカッション等を通じたアカデミックなコミュニケーションスキルを身に着ける。

③チームワークや責任感などの社会人スキルを身に着ける。

①については、基礎演習で身に着けた「読む力」「書く力」に加え、「的確にリサーチした情報を整理分析し、深く考える力」が、②については「異論をぶつけ合い、論理的に整理しながら共通見解を作っていく力」が、③については「常に全体の協力関係に目を向けつつ自分の役割を的確に判断し、責任を果たす力」が求められます。特に③については、他の演習以上に求められます。

…のような講義(演習)とのことです。

 

・・・かなり前置きが長くなってしまいましたが、早速、「基幹演習A」の様子を覗いてみましょう。

 

今回伺ったのは、ウメヅ先生が担当している「基幹演習A」のクラスです(この演習は8名の先生方がそれぞれクラスを担当されています。ちなみに後期には、「基幹演習B」という前期の講義を発展させたものが開講されます)。

この日の講義は、6月上旬に行われた宮崎市国際交流協会の方の講話、「地域に住む外国人への対応」の中で与えられた課題「日本語が不自由な外国人へ防災情報などをわかりやすく伝えるためにはどのような方法が考えられるか」について、学生が5~10名程度のグループに分かれ、グループワークを行っていました。

 

グループワーク中①。

グループワーク中②。

グループワーク中③。

今回の講義では、テーマ(講話)の中にどのような問題があり、それらはどのようにジャンル分けできるか、ということをKJ法(※)によって整理し、その上で問題の軸はどのようなものが挙げられるか、という活動を行っていました。

※KJ法‐「ブレーンストーミングを援用し、経験的事実から概念化・理論化を行うための方法。提唱した川喜田二郎の頭文字をとってこうよばれる。KJ法の作業は、個人が考えたり観察したこと、あるいは仲間が話したことなどを一事一項目単位でカードに記録していき、カードに書かれた各事項の親近性に基づいてグループにまとめたうえで、それぞれのグループ間の相互連関を考えて整理・統合するという過程で行われる。〔文献〕川喜田二郎『KJ法』1986.」(『新社会学辞典』からの引用、尾嶋史章、1993、「KJ法」『新社会学辞典』有斐閣、365)

 

その後、グループワークの成果をグループ別に発表し、それに関してウメヅ先生がそれらの成果に対して、良い点やより良くするための点について、それぞれ丁寧なコメントを行っていました。

 

グループワークに対して、コメント中。

 

今後は、今回のグループワークで浮き彫りになった諸問題について、どうやったらそれらが解決できるか、その対策案を検討していくとのことでした。

 

学生達は、基幹演習を通じて、課題を発見する力やそれらを整理する力、討論の方法、そして社会人として必要なチームワーク力をはじめとするスキルを身に着けていくことができるのではないでしょうか。

 

最後に。

宮崎公立大学では7月から学内の様々なシステムが新しくなりました。その一環として、事務局には証明書発行機が、大講義室等には出席管理システムが導入されました。

 

証明書発行機。ハイテクに見えて、実は外装が木材でありエコ使用。中身はパソコンやプリンタ、スピーカー等。

 

出席管理システム(遠景)。

出席管理システム。

私の学生時代にはこんなハイテクなものはなかったなぁと思いつつ、学務課4年生のアラキが今週のハナキンをお伝えしました。