2019 年 5 月 のアーカイブ

令和元年5月31日(金)第457号『お金のはなし』

2019 年 5 月 31 日 金曜日

今回は、大学のお金についてのお話です。

 

1,092,732,000円この金額は、何でしょうか?

 

この金額は、宮崎公立大学の令和元年度の予算額です。

予算には、収入と支出があり、収入=支出となっています。

 

ちなみに、1年間の授業料は、535,800円です。

休学者を除いた、学生数は、829人ですので計算すると??

授業料だけでは、収入が足りません。

 

収入と支出の内訳をわかりやすくグラフで表すと

 

大学の主な収入は、2種類です。

全体の約半を占めるのは、授業料や入学金です。先ほどの計算でも分かるとおり、授業料などではお金が足りません。

そこで、残りの半分は、宮崎市から出資して頂いています。

宮崎市の出資金は、もちろん税金です。

 

主な支出は、教員や職員の人件費や教育研究活動にかかる諸経費が大半を占めます。

 

では、この予算をどのように見積るのか?

大学では、6年毎に「中期計画」さらに年度ごとに「事業計画」を立て、それに基づきお金がどのくらい必要かを積算して、足りないお金を、宮崎市から頂いております。

ちなみに、今年度からは、この中期計画の第三期がスタートしています。

また、実際に何を行ったかをお知らせするための「事業報告書」と「財務諸表」、「決算報告書」を作成しています。

これらの計画書や報告書は、ホームページに掲載していますので、探してみてください。

意外とこの「事業計画」や「事業報告書」を読むと大学の方針や取り組みが詳しく書いてあります。

計画や報告書は、入学案内に書いていない情報が詳しく書いてありますので、どの大学を選ぶか迷っている人は、各大学がホームページに公開していますので、参考にするのも面白いと思います。

 

最後にお願いです。

大学の運営は、学費以外に税金でまかなわれています。

年々、宮崎市の財政も厳しくなっています。大学も市も節約できるところは節約をしながら頑張っています。

大学では、寄附金制度を設けております。

宮崎公立大学が未来にわたって、学生・卒業生の皆さま、地域の皆さま、関係者の皆さまに愛され、魅力的な大学であり続けるために、本寄附金制度の趣旨にご理解とご賛同を賜り、特段のご協力、ご支援をお願い申し上げます。

寄附金制度についても、大学ホームページの右下に掲載しております。

※昨年度からは、寄附金の、クレジット払い、コンビニ払い等も可能となりました。

さらに、古本募金も行っていますのでご協力をお願いいたします。

 

今週は、いつもお金の事を考えている経理係のフクダが担当いたしました。

令和元年5月24日(金)第456号『緑風の候』

2019 年 5 月 24 日 金曜日

こんにちは。

施設を担当していますモリハラです。

 

先週末の宮崎市はは大雨でした。

そこで、月曜日にグラウンドを見に行くと…

池になっていました。

本学のグラウンド(野球場・ソフト場)は周辺の土地に対する調整池の機能があるため、台風や大雨の際はこんな感じになることがあります。

 

ちなみに、木曜日には…

すっかり水は無くなっていました。

 

さて、今回は梅雨を前にした大学内の風景をご紹介します。

梅雨を前に紫陽花のつぼみが綻んできていました。

バラはそろそろ終わりのようです。

校舎を北側から見た景色です。

校舎南側の通路は桜の樹などがゆったりとした間隔で植えられており、明るめの緑の空間を、

東側の通路は高めの樹が近い間隔で植えられており、濃い緑と木陰を楽しめます。

 

また、ちょっと離れたところでは、

校舎の北側にある凌雲会館は元気な緑に覆われておりました。

隣接する交流センターの日本庭園です。

 

このように、本学の敷地内には緑を楽しめるスポットがたくさんあります。

梅雨に入る前に、心地よい木陰や風を楽しみながらの散歩などはいかがでしょうか?

 

令和元年5月17日(金)第455号『先輩から後輩へのエール②』

2019 年 5 月 17 日 金曜日

こんにちは、学生・就職支援室のヤマモトです。

今回は、5月14日(火)に行われた、川瀬隆千先生の担当である2年生の必修科目

「キャリア設計Ⅰ」で、卒業生に行っていただいた講演について紹介します。

 

講演をしてくださった卒業生は、18期生の花房里佳さん(李ゼミ)です。

花房さんは、卒業後、地元の三股町役場に勤務され、今年で5年目を迎えるとのことでした。

現在の仕事のこと、学生時代の話、就職活動の体験談、後輩に伝えたいこと等について講演

していただきました。

「花と緑と水のまち」三股町は、長田峡やしゃくなげの森等の観光スポットや

黄金イクラや希少な日本産のゴマ等の特産物があるとのことでした。

 

【三股町の黄金イクラ】※写真は三股町のしゃくなげの森ウェブサイトから引用

学生時代は「人との出会い」を一番大切にし、JENESYSでのパートナー活動、

茶道部やKBKでのサークル活動、韓国の蔚山科学大学への公費留学等の様々な

交流の場に参加してきたそうです。

就職活動では、都会での就職希望から徐々に地元に貢献したいと考えるようになったとの

気持ちの変化について話してくれました。学生からは「自分の地元は田舎だから就職しないと

考えていたが、先輩の働き方を見て地元での就職も考えるようになった」という反応も聞かれました。

現在では、地元の公務員として充実した毎日を送っているとのことでした。時には、三股町に

野球合宿に来る韓国の大学生の通訳として呼ばれることがあり、思わぬところで学生時代に

学んだ語学が役に立つこともあるそうです。

 

学生たちは、花房さんの講演を聞き、「人とのつながり大切さ」や「何事にも積極的にチャレンジ

することの重要性」を学んだようでした。

先輩の講話を聞いて、自分の将来についてしっかり考えてくれることを

願っているヤマモトがお伝えしました。

令和元年5月10日(金)第454号『青空のもと』

2019 年 5 月 10 日 金曜日

とある昼休み。中庭を赤いシルエットが横切りました。

何事かと思い外に出てみると、

フラダンス部の皆さんが青空に映える衣装で踊っていました。

裸足で、芝生の上で

優雅に踊っています。

 

お話を伺ったところ、

「部員を募集しています!!フラダンス部は、

毎週月曜日6限 交流センター多目的ホールで自主練習を、

毎週金曜日5限 講堂で外部講師の先生を招いて練習をしています。

気になった方は是非見学に来てください!」とのこと。

 

公立大には体育系・文化系のクラブ・サークルが約40団体あり、

複数の団体に掛け持ちで所属している学生さんが沢山います。

この時期、代替わりの時期でもあり、

新入生獲得に向け熱心な活動をしています。

新入生の皆さん、気になったクラブに見学に行きませんか。

 

以上、学務課シイバがお伝えしました。