2014 年 9 月 のアーカイブ

2014年9月26日(金)第239号『年に2回の』

2014 年 9 月 26 日 金曜日

問題です。
本学には「直流電源装置」なるものがございます。
では、「直流電源装置」とはどんなものでしょう?
後ほど、解説を交えてお答えします。

 

さて、9月も終盤を迎え、朝晩は随分と涼しくなったような気がします。
そんな現在、本学は夏季休業(集中講義等はありますが)となっております。
そこで、この期間を利用して様々な施設の維持・管理作業が行われています。

作業の内容は、各講義室に設置してあるプロジェクタ等の視聴覚機器や消防防災設備、停電時に稼働する非常用発電機等の保守点検作業、貯水タンクの洗浄、防除のための薬剤散布や床のワックスがけなど様々です。

 

薬剤散布はこんな感じで建物内立入禁止にして実施します

 

また、大がかりな工事等も、この期間を狙い撃ち!
今年度は、体育館の外壁改修を実施中です。

 

足場とネットで外観がわかりませんね

 

今年度の夏季休業期間は全く講義がない日が10日しかない上に、お盆も重なり日程調整に苦労しましたが…

綺麗にワックスがかけられ、踏むのがためらわれます

と、こんな感じで施設の維持管理をしているわけですが、本学は昨年度開学20周年を迎えました。長期間使用できる機械等でも種類によっては入替やオーバーホールが必要な時期になっていたりしますが、関係業者とも連携をとりながら学生はもちろん教職員のみならず、周辺の住民の皆様にも安心・安全な環境の維持発展を目指しております。

 
ちなみに冒頭の答えですが、
本学に設置してある「直流電源装置」は、電力会社から交流で受電した電気を直流に変換・蓄電しておき、停電時に非常用発電機を起動させる機能と非常灯を点灯させる機能を搭載した装置です。

 

写真の透明な電球が非常灯です

非常灯は停電時の真っ暗な状況になっても、迷わずに建物外までたどり着ける為に一定間隔で設置されています。
有事の際には一筋の光となってくれるのですね。

以上、総務係のモリハラがお送りしました。

2014年9月19日(金)第238号『東京を駆け抜けろ!』

2014 年 9 月 19 日 金曜日

今週は担当者が出張のため、この花金ブログも船塚のキャンパスを飛び出して、東京から出張レポートをお送りします。

 

さて、今回の出張は「大学ポートレートに関する国公立大学の教育情報の実務担当者協議会」という長~いタイトルの会議への出席が目的です。

ご存知のようにポートレート(portrait)とは肖像画や人物写真といった意味ですが、大学ポートレートとは全国の国公私立大学が共通フォーマットで大学情報を提供するシステムのこと。

各大学が自らの教育情報を把握・分析し、改革につなげるとともに、各大学の多様な教育活動を国内外に分かりやすく発信することを目的として、今年度中の導入を目指しています。

大学に関する情報と言えば、これまではマスコミや予備校による大学ランキングなどが主でしたが、大学ポートレートは小規模な大学や地方の大学で、地域に根ざした特色ある教育を行っている大学にとって、取り組みをアピールする良い機会になりそうです。

早速、会場になっている神田神保町にある学術総合センターへ向かいます。

企業訪問も同じですが、会議においても遅刻は厳禁。特に土地勘のない場所や、会場まで電車やバスを利用する場合は、ゆとりを持って早めの行動が不可欠ですね。

早めに会場入りして、会議が始まる前に資料に目を通しておくと、説明者の話が頭に入りやすいといった利点もあります。

会議は思ったより白熱し、予定終了時刻を過ぎても質問が相次ぎ、途中で打ち切られることに。「あっ!」という間に2時間の会議を終わりました。

出張の後は復命書(報告書)を作成し、会議の内容を上司まで報告しなければいけません。実は会議に出席することよりも、この復命書を作る方が大変なことも…。

まあ、会議も無事に終わったし、復命書のことは宮崎に帰ってから考えましょう。

 

ということで、お仕事の話はここまで。

翌朝、少し早起きして皇居周辺を散歩してきました。

近年、皇居周辺は都心に近い、信号がない、1周が5キロと走りやすい、さらに近くにシャワー設備(有料)もあり、平日でも多くのランナーで賑わっています。

皆さんも企業訪問などで慣れない土地に行ったときは、空いた時間に宿泊先の周辺を散策すると、心にゆとりが生まれ、就活で真の力を発揮できるかもしれませんよ。

アウェイをホームにするために、いろいろと工夫して頑張りましょう!

 

以上、今週の花金は総務係のカイが東京出張レポートをお送りしました。

2014年9月12日(金)第237号『96年ぶりの快挙』 

2014 年 9 月 12 日 金曜日

テニスの錦織圭選手の活躍に日本中が沸いた9月。

錦織選手が今回の全米オープンでベスト4入りした時、「日本人で96年ぶりの快挙!!」と報道されました。

えっ?約100年前にそんな偉大な選手が?と思いましたが、その方はなんと旧制宮崎中(現宮崎大宮高校)出身の熊谷選手とのこと。

大宮高校と言えば…
本学に一番近い高校ではないですか。

ごく身近なところから、世界へ羽ばたいた人材がいたのですね~、素晴らしい。

しかも、熊谷選手の名前を冠した宮崎県テニス協会主催の大会「熊谷杯」と言えば…
私、企画総務課ヤマシタが毎年出場している大会ではないですかっ。

というわけで、そんな勝手な熱い思いから、最近続いた図書館の話題から程遠い、テニスの話題を今回はお送りします。

花金ブログ初登場のため、緊張して、途中で足がつるかもしれません・・

本学には、砂入り人工芝(オムニ)コートとハードコートの2種類のテニスコートがあります。
こちらはハードな方…


素晴らしい環境ですね~。

学生の皆さんには、ラケット&ボールは事務局で貸出しています。
運動できる服装とシューズさえあれば、テニスコートへGO!

たまには、事務局職員有志でテニスをすることもあります。
こんな感じ…


テニスじゃない構えもあるような??(笑)

同僚の意外な一面を垣間見て、面白かったりもします。
テニスに限りませんが、運動して汗をかけば、リフレッシュできて、スッキリ。

ちっちゃな悩みなら汗と一緒に流れていくかも。
ま、いっか~、何とかなるさ~

以上、この秋誰もが見た、全米の夢の続き・・をぜひ見たい、青レンジャー(ヤマシタ)がお送りしました。

2014年9月5日(金)第236号『年に一度の…』 

2014 年 9 月 5 日 金曜日

「週刊 花の金曜日」の執筆担当者が新体制になっての図書館第3弾。
今年も年に一度の図書館一大イベントの時期がやってまいりました。本日が最終日!
アカザワさん曰く、「修行」だそうで、その名も…

蔵書点検!

はい。先週の花金(8月29日(金)第234号『アリとキリギリス。』)でも登場していますが、
今回は、「図書の捜索願い」について触れたいと思います。

よく利用者の皆様から
「この本を探しているけど、その場所にない!!」
との声を聞きます。

早速、一緒に見に行って見ると、普通にあったりもしますが、
見つからない場合は、再検索してみます。

すると、どうでしょう!
「配置場所」とは違う場所を探していたり、
図書館内には無い本(研究室の図書等)を
一生懸命探していたりするではありませんか!
(たまに「貸出中」の本を探しに行ったりもしています。)

学生諸君! 時間がもったいないですよ!
検索結果の「配置場所」と「状態」は必ずチェックしてくださいね。

ところが、時々「モンダイ」が発生します。図書が正しい場所にないのです!
そんな時、我々図書館スタッフはまず近所(*1)を探してみます。

 

*1 「近所」の例。(この場合、同じ場所で、ちょっと並び順が違っていますね。)
ヒント:A,B,C,…と歌いながら間違い探しをしてみてください。(背ラベルの中段)

 

近所にあれば、見つかる可能性80%(?)

近くになければ、次は違う配置場所の同じ番号のところや
似たような番号のところを探します。
たとえば、「洋書」のコーナーの該当場所や、
似たような数字の並びや3と8と9など見間違えそうな数字の所など・・・。

アタマをフルカイテン(?)させて、ありそうな間違いを予想して探してみても、
見つからないと、もう大変! 全体をクマナク探すしかありません!

そうして「捜索願い」が出た図書を片っ端から探す旅に出るのですが・・・、
あるわ、あるわ、迷子チャンたち!

捜索中の図書とは別に??? なんでココに??? の迷子チャン!(*2)

*2 「迷子チャン」(わかるかな? この中に仲間はずれがいます。)
ヒント:本のタイトルは写っていませんが、「背ラベル」で探すと、この並びにはいないはずの分類番号が・・・。(背ラベルの一番上の段に注目!)

 

彼らを連れて(抜き出して)旅は続く…
(救出した「迷子チャン」たちは本来の場所へ帰っていきます。)

しかし、やはり、見つからない。
そうなると、最後の砦がもう「蔵書点検」しかないのです。

これは人間の目ではなく、機械が資料IDを読みとって
コンピュータが機械的にデータ照合してくれるので、
きっと見つけ出してくれるだろうと淡い期待を抱きます。

利用者には申し訳ないのですが、これが最後の手段。
見つかった頃には試験もレポート提出もトックニ終わっていて
「用なし」になっているかもしれませんが、
次の利用者のためにも、出てきてほしいと期待してやまない図書館員。

どうか、利用者の皆様、本棚から取り出した本はきちんと元の並びの位置に戻すか、
戻す場所がわからなければ、図書館員にお渡しください。

こんな感じで、棚の端っこにポツンと置かれていると、
気づかれずに「迷子チャン」になってしまうかもしれません。

 

わかりますか? 右端の2冊がそれです。

最後はお願いになってしまいましたが、
この「年に一度の図書館一大イベント=蔵書点検」が密かに好きなヒガシでした。

「間違い探し/仲間はずれ」の答え。
*1 … オレンジ色の「G62」さん。もうちょっと左側に並びましょう。
*2 … ホワイトの「021.4||C99」さん。(と、お隣の「220.04||H26」さん。)
まわりは221の仲間たちですよ。021.4さんはまったく違う場所へ、右隣・深緑色の220.04さんはご近所のようですが、いざ探すとなると見つかりにくそうです。(ヒガシもこの写真で発見しました。→元の場所へ戻しておきました。)
オレンジ色とホワイトは仕込みでしたが、実際にはもっと分かりにくく潜んでいます。

 

オマケ:点検後は本が少し乱れますが、

点検直後の書架(本棚)

きちんと整理するとどうでしょう!

一段、一段、手作業で整えていきます

見事に、キレイニそろっています。
(注:写真の人物はワタシでも次回の担当者でもありません。)

図書館ネタが3週も続いてしまいましたが、
次回の花金担当は、図書館員ではない職員の方が初登場です。どうぞお楽しみに。