2009 年 8 月 のアーカイブ

2009年8月28日 第6号

2009 年 8 月 28 日 金曜日

今週初めころ、ふっと、風が少し涼しくなっていることに気づいて

ちょっとどきっとしてしまいました。

もうそこまで秋が近づいているのでしょうね。

銀杏のはっぱも、少し涼しそうです。

 

さて本日は、平成21年8月26日(水)に本学で開かれました「中国語ミニ講座」の様子をお伝えします。この講座は、中国文化交流促進会のみなさんのご協力をいただき、本学の「中国文化論ゼミ」の学生が先生となり、開催されました。小学生のみなさんが多く参加していただいており、とてもにぎやかで楽しい講座となりました。

この資料にそって進められました。

「中国語ミニ講座」は、「ミニ中国語授業」と「中国クイズ」で構成されていました。授業では、ピンイン(中国語の発音を表記するためアルファベットを借りて作られた発音記号)や、四声(四つの声調)などとてもわかりやすく説明してもらって、みなさん元気に発声練習していました。同じ「ma」という音でも、調子が違うと全く違う意味になってしまうという中国語。高く平らに伸ばせば「お母さん」、一気に引き上げる(「エエッ?!」っと聞き返すように、だそうです)と「麻」などなど、とてもイメージの湧きやすいような工夫がされていました。

しっかり先生してます。すごい。

後半は、クイズ大会です。ゼミ生手作りのクイズ。たくさん正解した人には賞品があるとのことで、みんな一生懸命考えて答えていました。クイズの内容は、「便利店」とは中国語で何のことか?(正解:コンビニエンスストア) 、「マクドナルドは中国にもあるのか?」(正解:あるそうです)など、小学生のみなさんが楽しく興味をもって答えられる身近なものばかりで、大変盛り上がっていました。答えの発表のたびに、歓声と落胆の声があがります。そして、たくさん正解した人にはかわいい中国のおみやげをプレゼント。みんながんばって答えていたので正解者が多く、じゃんけんでの争奪戦もありました。最後は、みなさんの「謝謝(ありがとう)!」という言葉でミニ中国語講座は終了しました。

みんな元気いっぱいのクイズ大会!

今回の中国語講座では、普段は見れない「先生」となった学生さんたちがとてもいきいきしており、子どもたちの反応を見ながら、気持ちを上手に巻き込んでいく様子に関心してしまいました。 夏休みの期間ではありますが、このようにゼミ生たちがそれぞれ様々な活動をしています。そのような場面に出会いましたら、またご紹介していきます。

 

さてここからは、ゆっくりとした気持ちでご覧ください。

 

事務局主催の月例行事「ちょボラ」の様子をレポートしてみました。

「ちょボラ」とは、「ちょっとしたボランティア」のことで

宮崎公立大学事務局では、毎月お給料日の始業時間前に

大学の周囲をぐるっと清掃しています。

(お給料日であればみんなの機嫌がいいからです。・・・憶測です。)

事務局職員はもちろんですが、先生や学生さんが参加してくれることもあります。

チームワーク抜群! ローラー作戦!!

夏は暑く、冬は寒く、そして何よりいつもより早く鳴る目覚まし時計との戦い!!!

 ところが・・・

ひとたび軍手を装着し、竹ぼうきを手に清掃が始まると、職員一同もう夢中です。

目の前の落ち葉に集中。一心不乱です。

周囲に注意をはらってはおりますが、もしお邪魔になるようなことがありましたら

「とおりまーす!」とご遠慮なく声をおかけください。

ご通行中のみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

たばこの吸い殻ポイ捨て発見! ちょっと悲しい瞬間・・・

 

「ちょボラ」終了後には、ひと汗かいてすがすがしい気持ちで、一同事務局へと帰還いたします。

みなさん、お疲れ様でした!!

帰り道、あまりの達成感と気持ちよさに、

「あー、ビール飲みたいね!」

こらこら。まだ8時30分です。amです。

もちろん飲んでいません!!

(当然です。)

 

そしてその後はお仕事本番、職員はそれぞれの持ち場へと向かうのです。

 

また来月のお給料日、

もう少しだけ深まった秋の気配を感じながらほうきを手にしているでしょう。

センチメンタルになったりならなかったりしながら・・・

あー、お腹すいた。

通年「食欲の秋」、センチメンタルとは無縁のツエがお届けしました。

2009年8月21日 第5号

2009 年 8 月 21 日 金曜日

 男女4名の若手職員が毎週リレー形式で記事作成を担当する本ブログですが、バトンがようやく一回りしまして、今週は先頭バッターの図書館司書コバヤシがお送りいたします。

 

私は大阪府の出身で、宮崎公立大学への進学をきっかけに宮崎県に住むことになりましたが、それまで宮崎は縁もゆかりもない土地でした。当時の(11年ほど前の)大阪人にとって、宮崎の知名度は決して高いとは言えず、大阪の高校の同級生に「宮崎の大学に行くことになってん」と話すと、「そらまた寒いところに行くねんなー(宮城県と勘違い)」と返される始末。全国の小学生から大学生を対象に都道府県の位置を日本地図上で識別できるかどうかを調査した結果、宮崎県が最下位だったというのもうなずける話です。私でさえ、宮崎に来る前までは「宮崎駅を降りたらすぐに白砂のビーチとエメラルドグリーンの海が広がってるんやろなー」と思ってました。

 

そこで、今回は宮崎県外に住んでいる高校生諸君のために、宮崎公立大学周辺の街並みについて紹介します。

 

宮崎公立大学は、宮崎県の県庁所在地である宮崎市の中心街に位置しています。宮崎市の人口は366,897人(『統計で見る市区町村のすがた2009』による)で、奈良県奈良市(370,102人、前述資料による)や長野県長野市(378,512人、前述資料による)、神奈川県藤沢市(396,014人、前述資料による)などが人口規模としては近いです。

 

大学から南方向を眺める。

大学から南方向を眺める。

上の写真は大学校舎の7階ラウンジから南方向を撮影したものです。大学敷地内の並木の向こうにビル群が見えるかと思いますが、大学から徒歩約10分の距離にオフィス街や歓楽街が広がっており、学生はショッピングや飲み会、アルバイトなどで訪れる機会も多いでしょう。意外と都会でしょ?ちなみに、本学の学生をはじめ宮崎市の住民は、この市街化した区域全体を「街(まち)」と呼んでいます。使い方としては、「今日の打ち上げどこであんの?」「街らしいよ。」といった感じです。

 

大学から北東方向を眺める。

大学から北東方向を眺める。

 次の写真は大学校舎5階廊下から北東方向を撮影したものです。大学の北側には静かな住宅街が広がっています。ちょっと見づらいかもしれませんが、写真右奥の緑色の一体が防砂林で、その向こう側が海です。宮崎の海の魅力については、また回を改めて紹介したいと思います。

 

体育館前の桜並木。

宮崎版アビーロード

 大学の北側に体育館とグラウンドがあるのですが、写真は体育館前を南北に走る桜並木です。入学シーズンには言うまでもなく桜吹雪が堪能できます。散歩にもってこいの街路なので、お昼休みには学生や教職員がぶらぶら歩いている姿も良く見られます。この道をまっすぐ北に5分ほど歩くと、県立美術館、メディキット県民文化センター、県立図書館などがある宮崎県総合文化公園にたどりつきます。ちなみに、私はこの横断歩道を、ビートルズのアルバムジャケットで有名な「アビーロード」と呼んでいたのですが、誰も同調してくれませんでした。

 

 

宮崎県総合文化公園

宮崎県総合文化公園

約9万平方メートルの広さを誇る、緑溢れる公園です。外周園路は1.6キロメートルあります。お花見やバーベキューはもちろん、日々の散歩やランニングなど訪れる機会がたくさんあることでしょう。

 

県立美術館

県立美術館

大きな岩を想起させる建築は、宮崎の「天の岩戸」神話をモチーフにデザインされたそうです。特色あるコレクションと独自の教育普及活動で知られており、様々な芸術作品を鑑賞することができます。

 

メディキット県民文化センター

メディキット県民文化センター

 旧称「宮崎県立芸術劇場」。クラシック音楽専用ホールや演劇ホール、イベントホールなどを備え、クラシックコンサートや演劇、舞踏、ファッションショーなど各種イベントが開催されています。写真手前の噴水は夜になるとライトアップされ、幻想的な雰囲気に。

 

県立図書館

県立図書館

100年以上の歴史と約65万冊の蔵書(平成20年12月時点)を誇る図書館です。郷土資料が充実しています。

 

 

さて、大学近辺の様子のほんの一部を紹介してきましたが、その他にも大型書店やレコード店、スーパーマーケットやショッピングモール、デパートなど、生活に必要な店舗は全てあります。一方で、海や川や山が織りなす大自然が生活圏の近くにあることも宮崎の大きな魅力ですので、そのうちに紹介していきたいと思います。

 

では今回はこの辺で!

2009年8月14日 第4号

2009 年 8 月 14 日 金曜日

『週刊 花の金曜日』の第4走者を務めます、学務課のハシモトです。不安を抱えながら始まった花金ブログも今回でようやくバトンがひと回りすることになります。みなさまお楽しみいただけていますでしょうか?これまでの3人のランナーも書いていますが、このブログを読んで少しでも本学や宮崎のことを身近に感じてもらえたらうれしいです。

・・・おっと。いきなり終わりそうになってしまいましたが、第4号のはじまりはじまり~。

 

cimg0129

 

さて、この開放的な雰囲気の写真、どこだと思いますか?

正解は、韓国です。実は先週の8月3日~6日まで仕事で韓国に行ってきました。というのも、宮崎公立大学は海外の4つの大学(中国:蘇州大学、韓国:蔚山大学校、ニュージーランド:ワイカト大学、カナダ:バンクーバー・アイランド大学)と学術交流協定を結んで交換留学などの国際交流を図っています。

 

今回は、そのうちの1校、韓国・蔚山(ウルサン)大学校に本学の学生24名が短期研修で約1か月お世話になるということで私は行きの引率係として同行してきました。しかし、韓国どころか海外旅行が初めてのわたしにとって“引率”という2文字はズッシリと肩にのしかかり、出発前はウキウキ50%、ドキドキ30%、ビクビク20%という感じでした。(実際にきちんと引率できていたかどうかは自分でも疑問です。)

ところが! いざ行ってみると日本にいた時の心配がウソのように楽しい毎日♪中でも一番思い出に残っているのが韓国の方の心温まるおもてなしです。韓国語がほとんど理解できないわたしに日本語で気遣いの言葉をかけてくださったり(蔚山大学校の職員さんは日本語がとってもお上手でした!スゴイ!)、おいしいお店にご招待してくださったり、と短い期間ながらも韓国を満喫することができたのは蔚山大学校のみなさんのおかげです。ホントに感謝感激。

引率係の私は、ひと足早く日本に戻ってきました。学生たちは、残り2週間ほど勉強漬けの日々が待っています。韓国語講座や文化研修などがメインになりますのでいろいろと大変なこともあるかもしれませんが、それでも帰ってきたときには絶対に「行ってよかった!」と思ってくれるハズです。たぶん。こんなに素晴らしい経験が若い時にできるって、なんて素敵なことなんだろうと一人感動するハシモトなのでした。。。

研修生全員でパチリ。「はい、キムチ~」

研修生全員でパチリ。「はい、キムチ~」

 

 

夏休み真っ只中のキャンパス内は、今日もセミの声と風の音がよく聞こえます。

授業がある時は本当にバタバタしていますので、いつもよりゆったりとした気分で仕事ができることをうれしく思う一方、学生たちのいる賑やかな時を懐かしく思ったりもして。でも、しばらくはこの雰囲気を味わおうかな・・・。

みなさんも楽しく充実した夏休みを過ごしてくださいね☆☆

2009年8月7日 第3号

2009 年 8 月 7 日 金曜日

第2走者・学部事務室ツエさんからバトンを受け取りました、第3走者・企画総務課アラキです。普段は事務局で、主に「法人情報」関連の仕事に携わっています。私は本学の卒業生ですが、業務上なかなか学生と接する機会が無いので、積極的に自らの学生時代の経験や失敗談を少しでも多く学生に伝えて、お役に立てたらいいなと思っています。

南国の大学ならではの光景、事務職員はアロハ着用です。

南国の大学ならではの光景、事務職員はアロハ着用です。

 さて、先週のツエさんのブログ記事に書かれてあった「キャンパス・ガイド」は大盛況のうちに終了しました。その模様は本学ウェブサイトの「ニュース&お知らせ」の「キャンパス・ガイドが開催されました」の項目に詳細に記されていますので、是非ともご覧下さい。お越しいただいた皆さん、ありがとうございました。

 

話は変わって、本日で8月前半の集中講義は終了し(8月後半から、再開します)、いよいよ本格的な夏休みに突入します。約2カ月という長期のお休み、学問を究めようとするもよし、とことん遊んで見聞を広めようとするもよし、様々な過ごし方があるかと思います。そんな中、夏休み中も活動している部活動があります。そんな彼ら、彼女らから取材を始め、今後多くの部活動をご紹介していきたいと考えています。

 

本学は私が学生の頃から、学生と教員、職員の距離が近く、小規模大学ならではのアットホームな雰囲気の大学です。そしてこの宮崎の地は、九州南部に位置することからも分かるとおり、気候も温暖で、住んでいる皆さんも温かい人ばかりです。 

 

宮崎の日差しは、今日も強いです。
宮崎の日差しは、今日も強いです。

 これから少しずつ大学生活や宮崎の様子をお伝えしていきますので、よろしくお願いします。