2018 年 8 月 のアーカイブ

平成30年8月31日(金)第423号『8月の風景』

2018 年 8 月 31 日 金曜日

こんにちは。

施設を担当していますモリハラです。

 

8月最後の金曜日です。

まだまだ暑いですね。残暑?でしょうか…

 

さて、今年も8月・9月の夏季休業期間を利用して各種設備の工事・修繕や点検を行っています。

 

特に今年は、大規模工事として研究講義棟のエレベーター改修を行っています。

写真では分かりにくいですが、エレベーターのガラス製昇降路越しに青色のシートが見えています。

近くで見るとこのような感じです。

 

ちなみに乗り場には

作業用の空間が作られています。

 

 

現在工事中の研究講義棟は、講義室や先生方の研究室がある7階建ての建物で、2台のエレベーターを利用しています。

基本的には1台は使用可能にしての工事なのですが、作業内容によっては2台共停止しなければならない日もあり、上の階の利用者にはご迷惑をかけてしまう事も。

この日は、台風の合間にクレーンでエンジンを屋上まで上げていました。

 

なお、本学のエレベーターは展望用エレベーターのようにサッシュ付きガラスで囲まれており、この機会にガラスまで清掃する予定です。

様々な工程を行わなければならない上に、9月末からの後期授業開始までに2台揃って使用出来るよう、工事業者も頑張ってくださってます。

 

 

他にも毎年恒例の大型電気設備や消防設備の点検、薬剤散布といった作業を行いました。

 

薬剤散布は立入禁止で行います。

 

職員が草刈り中です。

以前の花金ブログで紹介されたクルミが落ちてました。

気がつけば、お盆や複数回の台風発生等もあり、あっという間に8月が終わってしまった気がしています。

 

まだしばらくは暑さと台風に悩まされることになりそうですが、皆様も体調には留意してお過ごしくださいませ。

 

 

平成30年8月24日(金)第422号『卒業生の活躍が私の仕事のやりがいに』

2018 年 8 月 24 日 金曜日

夏の甲子園は大阪桐蔭の優勝で幕を閉じました。

第100回記念の甲子園では数々のドラマが繰り広げられました。公立高の秋田県代表金足農業の9人野球や吉田投手の投球は日本全国の高校野球ファンに多くの感動を与えてくれました。

 

そんな高校球児に負けじと頑張っている本学の卒業生をご紹介します。

まず、ご紹介するのは、先日、後輩の学生に向けて座談会を開催してくれた古川 瑠衣さん(2015年3月卒業/田宮ゼミ)

学生の時よりも元気さがパワーアップしていました!

現在は、国際物流企業の山九株式会社に勤務し、シンガポールに駐在しています。

顧客企業の工場内での生産ライン合理化(手作業のシステム化、作業導線の改善、設備機器レイアウトの変更など)を提案する仕事に就いています。

同期入社では最初の海外勤務を果たすなど、男性が多い職場の中にあってもその分女性の活躍の場があると作業着を着ながら頑張っているようです。

 

古川さんは、企業概要や採用職種、インターンシップなどだけでなく、学生時代や就職活動についても話をしてくれました。

学生時代に一番大変だったことは「田宮ゼミで卒論80枚完成させたこと」で、この時があったから、就職活動や現在の仕事も頑張れているそうです。

自社のインターンシップのプログラムも紹介してくれました

先輩を見つめる目は真剣です

座談会には、19名の学生が参加。その中にはなんと1年生や留学生の姿もあり、それぞれが積極的に質問をしてくれました。おかげで予定の時間を超えて盛り上がりました。

 

次に、宮崎市内で働いている卒業生にインタビューしてきました!

1人目は、今年の3月に卒業し宮崎ガス株式会社に勤務している野邊 樹さん(山口ゼミ)

大学案内に掲載されていた同社の先輩と同じポーズ

現在は、4月からの本業だけでなく、ホテルや技術部などの研修も終了し、8月から宮崎支店料金課に配属。

顧客からの電話応対や口座振替手続き、ガスの供給に関する業務などを行っています。

お金を扱う業務が多いため、神経を使うことに大変さを感じながらも、先輩に話を聞きながら仕事を覚えている毎日のようです。そんな中でも、消費者機器調査員・内管検査員の資格を取得するなど、ガス会社の社員として一歩を踏み出しています。

<後輩へのメッセージ>

「社会人になると責任の重さが違います。社会人は大変ですので、学生時代には一日一日を楽しんで、後悔しないように過ごしてください。」

 

2人目にご紹介するのは、社会人5年目を迎えている株式会社エイチ・アイ・エスの岩切 萌子さん(2014年3月卒業/ニコルゼミ)

現在は宮崎営業所のカウンターで海外旅行をメインに販売しています。

毎日、多くのお客様と接しながらも、世界の観光地などの情報収集に努め、忙しい日々を過ごされています。「旅行」という目に見えない商品を扱うため、お客様に説明する難しさなどを感じていました。

それでも、商品を購入していただいたお客様から、御礼の電話をもらったり、お土産をいただいたりした時には、旅行会社の社員としてやりがいを感じているようでした。

これからのおすすめは紅葉のカナダとクリスマスヨーロッパ

宮崎県の海外旅行者数は伸び悩んでいるそうです。もっと多くの方に海外旅行を経験してほしいというのが岩切さんの目標です。

<後輩へのメッセージ>

「学生の皆さんにはぜひ海外旅行をしてほしいです。社会人になると海外旅行する時間がなかなか取れなくなります。今では、勉強も卒論ももっと頑張っておけばよかったと思っています。時間を大切にしてください。」

 

本学の卒業生の進路は多岐に渡ります。

卒業後も学生・就職支援室に顔を出してくれて、現在の状況を報告してくれます。仕事の話だけでなく、結婚の報告だったり、赤ちゃんを連れてきたりと月日の流れも感じます。小規模な大学ですが、その分学生と接している時間が長いので、卒業後もつながっているのかもしれません。このつながりをこれからも大切にしていきたいと思います。

 

金足農業の吉田くんが巨人ファンと聞いて巨人がドラフト一位で指名するのを待ち望んでいる、学生・就職支援室のタケシタがお伝えしました。

次回の花金もどうぞお楽しみに!

 

平成30年8月17日(金)第421号『ロッキンホース・プリーストと心の平安』

2018 年 8 月 17 日 金曜日

前期の授業期間が終わり、海外留学に出発する学生たちを送り出し、MMUに留学していた外国人留学生たちも帰国して、グローバルセンターにはつかの間の静けさが訪れています。

今年の夏は、短期留学で64人(カナダ39・スコットランド9・韓国16)、長期留学で12人(カナダ3・ハワイ2・中国4・韓国3)が旅立っていきました。

また、外国人留学生は短期研修で41人(ハワイ2・中国21・韓国18)、長期留学で6人(中国4・韓国2)がはるばる宮崎まで来てくれました。

2015年度にグローバルセンターが設置されて以降、留学生の派遣・受け入れともに順調に数が伸びてきており、国際交流の活性化を肌で感じています。

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先日、ハワイ・中国の研修生たちの日本文化体験プログラムの一環で日向市を訪れました。

日豊本線のローカルな列車を体験してもらい、日向市駅に到着。
雨がぱらつく微妙な天気でしたが、まずは馬ケ背の絶景を眺めました。

その後、大御神社に移動してお祓いを体験。

 

異国の宗教文化は留学生たちにたくさんのクエスチョンをもたらしたようで、質問攻めにあいます。

 

ハワイの学生は興味関心がとてもpracticalです。

Priestはどうすればなれる?大学に通うの?」

「女性でもなれるの?」

「神様は何人いる?」

Priestの靴がとってもcool!」

 

今まで神主さんの靴をcoolかどうかという観点で考えたことがなかったのですが、

言われてみると確かにカッコいいかもしれない。

             (画像出展:Wikipedia

 

なんでカッコいいのかな…何かこの形心当たりあるな…と考えていたのですが、

思い当たりました。ヴィヴィアンのロッキンホースに似てるんですね。

高校生時代(もう20年以上前です)にパンクファッションが流行したときに憧れましたが、確か性能の高いPCくらい高価だった記憶があります。今でもまだ高いのかな。

 

ロッキンホースをご存じない方は下記をご参照ください。

https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%B9&sa=X&tbm=isch&tbo=u&source=univ&ved=2ahUKEwigx_2kn-HcAhVLgrwKHQ5LDWoQ7Al6BAgDEA8&biw=1920&bih=960

 

とある中国の学生は、神社の神秘的な静謐さに感じ入るものがあったようです。

「神官の方はとても心穏やかに見えます。どうすれば心に平安が訪れますか?」

「あまり心が穏やかではないの?」

「急速に経済が発展するなかで、私たちは常に競争を強いられていて、少し心が疲れています」

「そうか・・・じゃあ直接聞いてみようか」

 

 

ということで、お祓いを終えて帰り支度中の神官様に少しお話を伺いました。

「そうですね。心の平安につながっているかどうかはわかりませんが、私は365日どのような天候の日でも毎朝海に入って禊を行っています」

「え、雨の日も嵐の日も雪の降る寒い日もですか?」

「はい」

 

私が冬の朝に目覚ましが鳴っても布団のなかでぐずぐずしているとき、なんと神官様は毎朝海に入られていたのですね。

留学生も「そこまでしないと心の平安は手に入らないのか・・・」と驚いていました。

 

 

 

 

毎度のことながら、外国人である彼/彼女たちに日本や宮崎の文化について説明を求められると、自分が表面的な知識しか持ち合わせていないことを痛感します。

外国と日本の違いを発見した後に、改めて日本文化の再発見がある。これが国際交流の醍醐味なのだと思います。

 

MMUを訪れた留学生は、滞在期間中に学生パートナーや地域のホストファミリーと深く交流しますが、そのなかでたくさんの発見と再発見が生まれていると思います。

 

今後もグローバルセンターでは世界各国の協定校との交流をより活性化させることを目指して、国際交流活動に尽力していきます。

 

 

以上、「お祓い」「禊」「お盆」の英訳にううむと詰まったコバヤシがお送りしました。

 

平成30年8月3日 第420号『最近の写真アプリ技術はすばらしい』

2018 年 8 月 3 日 金曜日

「ドドドドドドドドド…ズザザァァァァ!ゴゴゴゴゴゴ…ズジャァァァァァァァ!!!」

これは、7月30日、31日と大学構内に降り注いだ猛烈な雨を、私の感性に従い音で表現したものです(聞こえ方には個人差がありますのであしからず…)。

 

そりゃあもうすごい雨で、一瞬でびしょ濡れ…いや、ズブ濡れレベルです。

熱帯雨林気候でみられる「スコール」みたいな感じですが、台風以外でこんな降り方をするのは、ここ最近になってから非常に多くなったと思います。

宮崎も温暖化の影響を受けているのは間違いなさそうです。

「#宮崎、雨、ものすごい。」

と、はやりのインスタグラム(インスタ)にハッシュタグをつけて投稿したいくらいでした。

私、インスタやってないんですが。

 

インスタといえば、以前から「インスタ映え」する写真をアップするのが話題となっていますね。

事務局職員の誰かさんも、某大手シアトル系コーヒーチェーンの新作フ〇ペチーノが出るたびに、いそいそと飲みに行ってそれを写真に撮ってインスタにアップしているようですよ。

某大手シアトル系コーヒーチェーンなどのお洒落なカフェは、「映え」を求める方々に大変人気なようです。

 

また、1か月ほど前に、サンビーチ一ッ葉にあるこれまたお洒落なハンバーガー屋さんに行った時の話なのですが、そこには海を見ながら飲食できるようなカウンター席が設けられておりました。

私は普通のテーブル席に座って食事をしていたのですが、私たちの後に、とあるヤング女子が1人で来店し、飲み物を購入し、カウンター席にその購入した飲み物を置いて、海をバックにスマホで写真をぱしゃぱしゃと撮影しはじめました。

角度を変えたりしながら、10枚くらい撮影しておりましたが、撮影終了後、そこに座って飲み物を飲むのかとおもいきや、飲み物を持ってとっとと立ち去ってしまったのです…。

私の勝手な想像ですが、あれはきっと「映え」る写真を撮っていたに違いありません。

 

ちなみに、私はインスタこそやってはいないものの、写真を撮るのがとても好きで、デジタル一眼やスマホで事あるごとに写真を撮っています。

特に「映え」を求めて撮るわけではないのですが、自分的に「これはいいな」という一枚が撮れた時はうれしいものです。なので、「映え」る写真を一生懸命撮ろうとする人たちの気持ちは何となくわかりますね。

 

「映え」る写真といえば、最近のスマホの写真アプリは色んな機能があり、とてもすばらしいですよ。

「映え」る写真が、苦労せず誰でも簡単に撮れてしまいます!

 

例えばこれ。

 

同じ場所を同じスマホで撮影しているのですが、左がデフォルトのカメラアプリで撮ったもの、右が「映え」るためのフィルターを備えたカメラアプリで撮影したものです。

フィルターの種類が色々あるので、↓のようなノスタルジックな写真も撮れます。

ただのマンホールも、なんだかおしゃれに見えたり…しないか?

最近CMなどでも取り上げられている、水たまりを利用した写真。

図書館の一部が映り込んでいますが、結構鮮明に映っていますね。

その他にも…。

(すべてスマホのカメラで撮った写真で、左がデフォルトのカメラアプリで撮ったもの、右がフィルターを備えたカメラアプリで撮影したものです。)

 

あとは、アプリではなく本体のカメラそのものにも影響される部分ですが、「絞り機能」も「映え」を求める人にはお勧めです。

最近のギャラ〇シー9(スマホ)のCMで、やたらと宣伝しているやつですよ。

「瞳のように自動でなんたら~」というやつです。

簡単に言うと、ピントがあったところ以外をぼかしちゃう機能というところでしょうか…。

 

「絞り機能」を使うとこんな感じになります。

「絞り機能」は、自分の映したいものだけをはっきりと浮き上がらせることができるほか、不要な部分をぼかすことができるため、肖像権などのプライバシーにも配慮することができるという便利な機能でもあります。
 

前述のコーヒーチェーン等で撮影する際には、「映え」だけを気にするのではなく、周りのお客様のことも考慮し、マナーの一環としてこういった機能をつかうことも大切ではないかと思います。
 
 

さて、個人的な話はここまでにしておいて、大学の近況を少しだけお伝えしたいと思います。

7月27日(金)から、8月2日(木)にかけて定期試験が行われました!

試験が終われば待ちに待った夏休みの到来です。

学生のみなさんは、さぞやうれしいことでしょう。
 

試験を突入取材するわけにもいかないので、試験以外に何か大学で起こった事件はないかなーと調べたところ、なんと凌雲会館にヘビが出没したとの情報をつかみました!

どうやら凌雲会館入り口の2枚の自動ドアの間(風除室)にヘビが迷い込んできたとのこと。

そのヘビと格闘し、外へ追いやった猛者は、就職支援室のクロキさん!

 

ヘビを追い払う専用の道具がなかったため、不審者対策用に備え付けてあるサスマタを使ったそうです。

なんでも、サスマタにくるくると5回くらい巻き付くほどの長さだったらしく、巻き付いたまま外に持っていったとのこと。

…お強い!

なお、凌雲会館の周りには、日本庭園などの植え込みの茂みが多く、再度ヘビが侵入してくることも考えられることから、ちゃんとヘビ用の器具を設置したということです。

ちゃんと挟む部分がギザギザになっており、ガッチリとつかめるようになっています。

これで安心!と言いたいところですが、チョロチョロ動き回るヘビをこれで捕まえるのも、それはそれで苦労しそうだな…と感じたところです。

 

大学に出るヘビは、基本的に毒をもたないアオダイショウかシマヘビだと思いますが、毒をもつマムシやヤマカガシの可能性もあるため、見かけた場合はできるだけ近づかないようにしてください。

(ヘビの写真を載せたいところですが、「キモイ」と言われそうなのでやめておきます…)

 

ちなみに、凌雲会館の1階には、ダンゴムシもよく出没するとのこと。

足元にダンゴムシがトコトコとお散歩している場合があるかもしれませんので、注意してくださいね。

今回の花金は以上です。

毎年必ず1回は花金に登場しているのですが、やたら夏に出番が回ってくるのが気になる、学務課のウエゾノがお伝えしました。

 

次回の花金もどうぞおたのしみに!