2012 年 12 月 のアーカイブ

2012年12月28日(金) 第160号『文字は個性!?』

2012 年 12 月 28 日 金曜日

いよいよ今年最後の花金となりました。早いですね~

さて、皆さんはもう年賀状はお出しになりましたか? 私はなんとか昨日投函いたしました。

年賀状は、日頃の感謝の気持ちやなかなかお会いすることのできない方へあいさつができるので、毎年かかさず書きますが、字が下手な私には苦痛でたまりません。

そんな時、テレビ番組でどんな下手な文字もちょっと気をつけるだけできれいな文字に見えるということを放送していました。なるほど~ 字のきれいな人にコツを教えてもらえば、少しはましな字で年賀状が書けるかもしれない! そう思いある場所へ。

凌雲会館1階にある「同窓会」と「後援会」です!

「後援会」のヒノさんはご自宅で子供たちに習字を教えていらっしゃいます。本当に美しい文字を書く方なのです。

そこで、きれいな文字を書くコツはありますかとお尋ねしてみたら、「以前は美しく基本に忠実に書くようにしていたけど、今、通っている書道の先生は、自由に表現していいよっておっしゃるのよ」とのこと。えっ!? ヒノさん、現在も書道教室に通っているのですか?

この下の写真は、講堂のロビーに飾ってある本学の愛唱歌「椿歌-ツバキウタ-」の歌詞パネルです。

平成22年度の卒業生が寄贈してくれた記念品です。

文字のアップはこちら。

ヒノさんはこの文字を見た時に、とても心を惹きつけられて、どんな人が書いているのかが知りたくなり、この記念品を依頼した業者に問い合わせ、この方が教室を開いているのを知り、通うようになったそうです。

そしてその方がこちら、堀内景子先生! この文字から感じるとおりの元気で明るく前向きな方だそうです。ヒノさんは実際に会ってみて、「書」だけでなく人柄にも魅力を感じているとか。

堀内先生は、こうあらねばならないという枠に縛られることなく、自由に画を描くように表現する「楽しみま書」–> 書を楽しみましょうという考え方でいらっしゃいます。(下のHPより)http://www.geocities.jp/tanoshimimasho/

作品のひとつがこちら、それぞれの文字が意味そのものを表現していますよね。文字ひとつでこんなにも感情を表現できるのですね。

墨絵も堀内先生の作品。素敵です。

う~ん!深い!! 私の文字は美しくはないけれど、個性があるかも? 自由に気持ちを込めて書くことで、気持ちは伝わるはず。

今年の年賀状はそんな気持ちで1枚1枚書くことができました。

ちなみに、ヒノさんの作品はこちら。年賀状にする予定のものを無理を言って掲載させていただきました。

ヒノさん、私にもこの年賀状ください!

何かとあわただしい時期ではありますが、健康に留意され、良いお年をお迎えください。

年末までジタバタのタニグチがお届けしました。

2012年12月21日(金) 第159号『さむい季節のとある出来事』

2012 年 12 月 28 日 金曜日

冬到来!

寒さが苦手な私には厳しい季節です。

がしかし、北海道や東北地方の気温に比べればまだましでしょうか…

マイナス20度って…いったいどんな世界でしょう?

そもそも雪すら降らない宮崎平野部でうまれ育った私には想像もつきません。

 

なんでも凍る「氷の世界」になるのでしょうか。

窓の外にリンゴ売りがいるかも…

 

そんな中、こころあたたまる出来事が。

 

12月18日に本学の茶道部のみなさんが我々職員のために事務局で

「お点前」を披露してくださいました。

茶道部のみなさんと小牧先生

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茶菓子はなんとクリスマスバージョンです!

お抹茶とともに季節も楽しむ茶道ならではですね。

なかなか洒落た茶菓子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茶道部の皆さんから頂いたお抹茶で、我々職員一同「ほんわか」

させていただきました。

それではみなさんの喜びの表情をどうぞ。

とてもおいしいです。ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

結構なお点前で…

 

 

 

 

 

 

 

 

おもわず笑顔になっちゃうよ~。

 

 

 

 

 

 

 

 

めっちゃうまいですやん。

 

 

 

 

 

 

 

 

泡立ちがよく、かる~い口当たりです。

 

この企画は茶道部の顧問である小牧先生(裏千家)の発案だそうです。

茶道部のみなさん、そして小牧先生、本当にありがとうございました!

 

 

では続いて、12月18日に開催された「クリスマスコンサート」の

様子をお伝えします。

このイベントは昨年度までは文化系の団体の有志たちで行ってきたようですが、

今年度からは学友会主催行事として開催されることとなりました。

 

さて、早速講堂に入ってみると…

受付のみなさんが元気よく迎えてくださいました。

ようこそ~。

 

つづいてクリスマスプレゼントコーナーです。

先着50名様にプレゼントを用意するというなんともいきなはからいで

子供たちは大喜び!

トナカイのきぐるみがクリスマスムードをより一層醸し出します。

ジュースもあるよ~。

 

ちゃんとクリスマスツリーも用意してありましたよ!

素敵ですね~。

きれいに飾りつけされています。

 

さて、肝心の発表ですが、今年は地域交流の一環であり、初の試みとして

宮崎大学附属中学校合唱部をお招きしました。

附属中合唱部は県内を代表する団体として盛んに活動されており、

全日本合唱コンクール、NHK全国学校音楽コンクールなどの全国大会に

度々名を連ねていらっしゃいます。

 

ハンドベルやダンスを取り入れるなど、かなりハイレベルなパフォーマンスを

披露してくださいました。

ではその様子の一部をどうぞ。

まずは正統派な合唱から…

 

さすが全国レベルの歌声!

 

徐々に動きが加わり…

 

なんだかミュージカルのよう!

 

歌にダンスに素晴らしい発表でした!

 

 

全国レベルというのも納得です。

附属中学校の皆さん、本当にありがとうございました!

 

 

さて、その後も鍵盤の会、軽音楽部、アカペラ部、吹奏楽部の発表があり、

それぞれ素晴らしいものでした。

 

われらが事務局代表のNABEandBAYASHIも登場!

今回はいろいろなコラボを見せてくれました。

 

まずは鍵盤の会とのコラボ!

ヴァイオリンが入るとなんだか豪華にみえます。

 

 

続いてはなんと竹野先生とのスペシャルコラボレーション!

かぶりものが「クマ」ではないのが残念。

 

 

そして、最後は学友会副会長であり、凌雲祭のど自慢大会チャンピオンの

カワノさんとのコラボです。

今回も聞き惚れる歌声を披露!

 

 

さて、来年はどんなコラボを見せてくれるのでしょうか。

期待しましょう!

 

この日のためにいろいろと準備して臨んだ学生の皆さん、

本当にお疲れ様でした。

今後もこのような素敵な会を続けていってほしいと思います。

 

今年度の学友会はこのクリスマスコンサートでその役目を終えるとのこと。

次期学友会の皆さんにもこのような立派な学友会行事をもっと活性化

させていってほしいと思います。

 

 

では来週は平成24年の最後を締めくくる花金です!

みなさまどうぞお楽しみに。

 

 

 

2012年12月14日(金)第158号『見てみぬふりはなぜ起こる?』

2012 年 12 月 21 日 金曜日

 

見てみぬふり・・・したことありますよね?

・・・っと、急になんですか!?

 

さて、12月8日(土)、本学にて、コンソーシアム宮崎(※)による「授業体験会」が開催されました。

高校生がぞくぞくと。

 

毎年恒例のこの行事。宮崎県内の高校生に大学の授業を体験する機会を提供し、進路選択に役立ててもらうものです。

参加大学は、県内10大学で、今年は約600名の高校生が大学の授業を体験しました。

体験できる科目は全部で20科目。高校生たちはその中から2科目選んで授業を体験します。

 

そして、本学からは、
川瀬先生の「社会心理学」の授業をご提供。

 

そのテーマが、そうです、今回の題名にお借りした、『見てみぬふりはなぜ起こる?』です。

 

どきっとしますよね~。

でもおもしろそう。

 

日常的なこのテーマが大学の講義になるとどうなるのでしょう。

 

1番の人気科目でした~。

 

本学で1番大きい103大講義室での開講です!

 

『遅刻ぎりぎりで家を出た!途中で交通事故を目撃。助けなければと思いながら通り過ぎてしまった。なぜだろうか?』

 

だって急いでいたんだもん。


人助けをするようなキャラではないから。


知識も技術もないから怖い。


周りにたくさん人がいる。誰かがきっと助けてくれる。

 

予想されるそんな答えに対して、なぜ人がそう思うのかを社会心理学の糸口から紐解いていきます。

専門用語は使わず、わかりやすい言葉で。
あたたかい人は他者に共感的で、共感的な人は自分の力で助けられないとき苦痛を感じるからその場から逃げだす。

 

援助にコストが伴うとき援助行動は抑制される

 

などなど・・・・

きっと、専門用語を使うと、○○○○理論とか○○○○原理とかいうのでしょうか~。

 

高校生が受ける授業は、30分間。

 

短い時間でしたが、

見てみぬふり=冷たい、

単純に抱いてしまうその感覚が、知識を持つことによって違う角度から見ることができ、日常の出来事が学問へと変わっていく瞬間を体験できたと思います!

 

締めくくりは、
『「見てみぬふり」には様々な要因が影響している。知識を身に付け、正しい判断をしましょう。』

今後同じ状況でも違う行動ができるのかもしれませんね~。日常の出来事が無限に広がっていきます。

 

 

私も大変お勉強になりました。

 

宮崎公立大学では、今回紹介した社会心理学を含むコミュニケーション関連科目や、英語、情報、比較文化、国際関係、様々な分野をバランスよく学ぶことができます。詳しくは、大学案内を~。

 

最後に、川瀬先生からのメッセージを。「大学での学びは自分自身の再構築!常識を覆しましょう!」
なんだか入試広報っぽくなってしまいましたが(笑)、受験シーズン到来!高校生のみなさんが自分の気持ちに正直に、すばらしい選択をされることを祈っております。

 

そして、大学で学問のおもしろさに気付けたら素敵ですね~~。

 

うーん、大学生に戻りたい(ひとりごと)
いよいよ年の瀬も近づいてまいりました。
風邪をひいてしまった学生もちらほら。みなさまお体ご自愛くださいませ~。

 

 

以上、見てみぬふりなんて絶対にしません!!食べものに対しては・・・

ハマダがお伝えしました。

 

(※)高等教育コンソーシアム宮崎 : 宮崎県内の高等教育機関(11校加盟)が相互に連帯・協力して、県内高等教育全体の質的向上と地域の教育・学術研究の充実・発展を図り、魅力ある高等教育づくり及び活力ある地域づくりに貢献するために設置された機関。

2012年12月7日(金)第157号『『MMU SHiP』vol.2、出航!』

2012 年 12 月 7 日 金曜日

すっかり冬、というより年末の様相を呈してきた今日この頃、帰宅後のうがいをかかしていないにも関わらず、風邪がなかなか治らないために、なかなか家の掃除が進まない私アラキが、今週の花金をお届けします。本ブログをご覧の皆さんは、風邪など引かれていないでしょうか。

 

第130号でも少しご紹介した『MMU SHiP』vol.2(本学広報誌第2号)が、夏、秋という2つの季節を越え、ようやく出来上がりました。

 

出来たてほやほやの『MMUSHiP』vol.2!

 

『MMU SHiP』とは、
「『PASSION』の廃刊に伴い、新たに創刊された広報誌。
2011年10月に、学生と職員による共同制作プロジェクトチームを結成し、学生記者2名と職員1名から成る取材チーム5組、そして森津研究室(広告コミュニケーション)の3年生が、企画立案・取材・写真撮影・紙面デザイン・編集・校正までの制作工程をすべて独力で行い創刊号を制作しました。学生・職員ともに大半が雑誌制作未経験者ということもあり、試行錯誤の毎日でしたが、学生ならではのフレッシュかつ斬新なアイデアが存分に発揮され、素晴らしい広報誌が完成したと自負しております。
広報誌タイトルの『MMU SHiP』ですが、「MMUらしさ(接尾語としての-ship)」「MMUの船(名詞としてのship)」を意味しており、少数精鋭乗船員が乗り合わせた小型船舶MMU号が自分らしさを追い求めながら人生という大海原を大航海する、というイメージです。実は本学住所の「船塚」にも由来しています。」(本学ホームページから抜粋)
という目的のもとに作られているものです。

 

この『MMU SHiP』vol.2からは、僭越ながら私アラキも携わらせていただきました。学生記者シガキくんとともに打ち合わせを重ね、時には某外資系企業様にお邪魔をし(季節は夏でした)、時にはギター好きの准教授の研究室に数時間籠り(秋の初め頃でしたでしょうか)、時には某部活動の微笑ましい活動を耳にし(大学祭の準備真っ盛りの時期だったと記憶しています)、記事を作らせていただきました。

 

取材中の1コマ、その1。
(まだ芝が青々としています。)

 

取材中の1コマ、その2。
(惜しくもボツ写真となりました…)

 

この他にも、4つの学生と職員によるユニットが、宮崎屈指のパワースポットで表紙の撮影を行ったり、市街地のイベントに準備段階から潜入して取材を重ねたり、異文化体験をした学生のアツい想いを聞いたり、企画会議でノリで出した案がそのまま採用されて実際にうどん屋まで出向いて取材許可を得たり、市内の高校まで取材に出かけたり、「宮崎1年生」にスポットをあててみたり、本学学生のライフスタイルを調査してみたり、某准教授の意外な一面を掘り下げたり…と、学生と職員の汗臭さと涙ぐましさと心強さとがぎっしり詰まった1冊になっています。

 

そんな『MMU SHiP』は、宮崎県内各高校をはじめとして、九州ひいては全国各地に計7,000部配布されます。

 

「7,000」という数字、イメージしづらい方もいると思いますが、このくらいの量です。

 

 

そして今回は、その発送作業の場にお邪魔したところ、制作チーフであるタナベさん達が、関係各所への発送作業を進めていました。

 

季節は冬のはずですが、自らが発する熱気からか腕まくりをして全く季節感のない田辺チーフ。

 

宮崎市内にお住いの方でしたら、街角で見かけることもあるかもしれません。その際は是非お気軽に手に取っていただき、ご覧ください。

 

そして宮崎市外にお住いの方にも朗報です。
この『MMU SHiP』は、本学ホームページでも見ることができます。(※出来れば、実際に印刷されたナマの広報誌を見てもらいたいところですが…)

 

ホームページや大学案内では知りえないMMUの新しい一面を垣間見ることが、きっとできるはずです。

 

また、水面下では早速、宮崎公立大学が開学20周年を迎える来年度に、vol.3(第3号)を発行するために動いているようです。ご期待ください!