2010 年 3 月 のアーカイブ

2010年3月19日 第33号

2010 年 3 月 19 日 金曜日

みなさまこんにちは。

暖かかった先週とはうって変わり、また寒さをぶり返したりしている今週です。

お花いっぱいの中庭

タートルネックを押し入れへしまったり出したり、

ストーブをひっこめたり引っぱり出したり、

こたつを解体したり組み立てたりと、

この気まぐれな天候に振り回されていたのではないでしょうか ?

 

 

さて今回は、来週24日(水)に行われます「平成21年度卒業式」に向けて 

”準備するみなさん” をご紹介します。

 

今年度の卒業式は、事務局職員の中から選抜チームを結成して挑んでおります。

チームリーダーは、わが「花の金曜日」の発起人でもあります図書館コバヤシさんです。

チーム一丸となり、当日の事務体制から、式の段取り、会場設営などなど、

細かな作業まで取り仕切ってくれています。

 

そしていよいよ今年度の卒業式で、

本学ホームページでもおなじみの愛唱歌 『椿歌-ツバキウタ-』 が披露されます!

2007年に結成された「キャンパスソング作り隊」から始まり、

2008年には正式にサークルとなって活動を続けてきた「スクールソング部」のみなさんと、

たくさんの方々のご協力で完成した 『椿歌-ツバキウタ-』。

 『椿歌‐ツバキウタ‐』楽譜

卒業生のみなさん、準備はいいですか ?!

のどの調子は整っていますか ?!

のどどころか、まだ覚えていない !!  という方は、

ぜひ本学のホームページで見て・聴いて・覚えていただければと思います !

 

それでもどうしても間に合わなかった方に朗報です。

当日、開式までの間、BGMとして『椿歌-ツバキウタ-』が会場に流れます。

早めに会場入りし、リピートされるBGMを必死で聴き取ってみてはいかがでしょうか ?!

(ちょっとハードですが…)

 

そんなBGMのレコーディング現場を見せていただきました。

(ほぼ「侵入」に近いかたちで…)

『椿唄‐ツバキウタ‐』斉唱

スクールソング部のみなさんと、吹奏楽部のみなさんが壇上で 『椿歌-ツバキウタ-』 を斉唱。

残念ながら、歌っているところを写真に収めることができなかったのですが、

(わたしのシャッター音までレコーディングされてしまったら即退場です)

「先輩、『いちょう』のところは、 ♪ いちょ 『う~』 ですか ?  ♪  いちょ 『お~』 ですか ?? 」

とか、

「カラオケじゃないからね !  合唱だから !  合唱の歌い方で !! 」

「声を遠くに飛ばすように ! 」

など、

なんどもなんども確認しながら進んでいきます。

 

この声が当日会場に流れるんだな―とドキドキしながら聴いていましたが、

どうやら今日は、ピアノ伴奏者が不在ということもありリハーサル(テスト)だったようです !

ほんとのほんとのレコーディングは土曜日に行われるとのこと。

どうぞみなさん、スクールソング部の汗と涙の結晶 、みんなで歌う『椿歌-ツバキウタ-』 を

楽しみにしていてください !

 

 

それからそれから、これまた卒業式に向けて準備中の桜の木 !

講堂前の桜

会場である講堂の前にあるこの桜。

はりきり過ぎてちょっと早めに咲いております。

卒業式の後、この満開の桜の下で写真撮影会が行われるのが恒例となっていますので、

ここはなんとか当日までがんばってほしいことろです !!

 

 

そしてもうひとつ。

壇上を飾る 「桜草(サクラソウ)」  です。

とてもかわいらしいこのお花が、華やかな会場をさらに盛り上げてくれます !

串間さんの桜草

 

 

このプランターいっぱいの桜草のお手入れをしてくださっているのが、

芝刈り機の華麗なドライビングテクニックでおなじみの(?)串間さんです !!

串間さんです!

本学の中庭の芝、なかなかあのようには刈れないです。

わたしもずいぶん前に一度チャレンジしたことがあるのですが(なぜ?!)、

まずまっすぐに進まないです。

即刻、降りるようお願いされました。

 

話がそれましたが、お花のお手入れというのは結構大変なものです。

お水をあげるのも、ちょうどよい頃合いでなければいけません。

時間も大切。夕方くらいに。

いいお天気でぽかぽかの日には、おひさまのあたる所へ。

雨の日や風の強い日は、屋根のあるところに移動。壁に沿わせて守ります。

サボテンを枯らしたことのあるわたしにとって、そんな串間さんは尊敬に値します。

 連休前なのでお水はたっぷりと。

卒業生を華々しく送り出すために、

愛情を注いでくれる串間さんのために、

桜草も一生懸命きれいに咲いてくれています !

(まさに準備万端 !! )

 

 

事務局チームも、スクールソング部のみなさんも、桜も、桜草も、串間さんも、

みんなで卒業式に向けて準備しています !

卒業生のみなさんにとって、素敵な卒業式となりますように !!

 かわいいさくら

卒業式という、みさなんの晴れ舞台に備えるべく、

1着しかないスーツをあわててクリーニングに出したツエがお届けしました。

3月12日(金)第32号

2010 年 3 月 12 日 金曜日

 

花の合格発表1

「われわれの目的は成功でなく、失敗にたゆまずに進むことである。」 (『世界名言大辞典』明治書院 1997年 220頁より)

 

宮崎公立大学一般選抜前期試験合格発表の一コマと、蒸気機関車を実用化したことで有名なジョージ・スティーヴンソン(George Stephenson)の名言。大学受験をパスすることは言うまでもなくひとつの「成功」ですが、彼が生きていく人間を蒸気機関車に見立てたように、人生という線路は続いていきます。しかし今は、受験勉強という長距離列車の旅を終えた受験生たちに、とにかく「お疲れ様」を、そして合格した人たちには「おめでとう」を言いたいです。春休みという停車駅で、心おきなく羽を伸ばしてください。

 

 

 

「人間のみがこの世で苦しんでいるので、笑いを発明せざるを得なかった。」(『世界明言辞典』 明治書院 1997年 124頁より)

「人間のみがこの世で苦しんでいるので、笑いを発明せざるを得なかった。」(『世界名言辞典』 明治書院 1997年 124頁より)

 

最高の笑顔と、哲学者ニーチェ(Friedrich Nietzsche)の名言。「いや、ウチのペットも笑うって」という動物愛好家の方々からの反論もあるかもしれませんが、受験勉強という苦しみは人間の世界だけに存在します。そして、その苦しみを乗り切った人間の笑顔は素晴らしいです。4月からよろしくね。

 

 

 

そして今日は一般選抜後期試験の受験日。受験生の皆さん、残されたわずかな時間を全力で走り切ってください。

 

 

 

「我事に於て後悔せず。――宮本武蔵」(『世界名言大辞典』 明治書院 1997年 360頁より)

 

 

 

以上、名言に取りつかれた図書館コバヤシがお送りしました。

2月26日(金)第31号

2010 年 3 月 3 日 水曜日

この牧歌的な雰囲気が漂う写真はどこか、お分かりになりますでしょうか。

放牧された牛達が大量にいます。

放牧された牛達が大量にいます。

・・・そうです。ニュージーランドです。
今週は、私アラキがそんなのどかな空気が流れるニュージーランドについてお伝えしたいと思います。
というのも、去る2月13日(土)~2月19日(金)の7日間、私アラキは「平成21年度海外大学短期派遣研修」の引率で、ワイカト大学(ニュージーランド)に行ってきました。

本学は、蘇州大学(中国)、蔚山大学校(韓国)、ワイカト大学(ニュージーランド)、バンクーバー・アイランド大学(カナダ)、オールド・ドミニオン大学(米国)の5つの海外の大学と学術交流協定を結んでいます。(ただし、オールド・ドミニオン大学とは、現在交流凍結中)
「人文学部国際文化学科を擁する本学は、地域に密着して国際関係や世界の各地域の情勢に精通した国際人としての素養を十分に身につけることが出来るよう、語学・情報処理教育の充実とともに、大学間の国際交流を強力に推進しています。開学以来本学では、学生・教員・研究員・事務局職員の交流及び交換、会議・セミナー・協議会・シンポジウム・講義を含む共同研究プログラムと共同活動の開発と組織化、情報交換を目的とした学術交流協定を結び、海外の大学と学術交流を行ってきました。」(本学HPより抜粋)
http://www.miyazaki-mu.ac.jp/about/kokusai01.html(本学の国際交流詳細について)

今回はその中の1校、ワイカト大学(ニュージーランド)について、本学の国際交流に参加している学生達の様子をお伝えしたいと思います。

ニュージーランドはご存じのとおり南半球に位置しており、日本とは逆の気候、つまり現在は夏真っ盛りなのです。気の早い学生は、早くも薄着になっています。

宮崎空港出発の様子です

宮崎空港出発の様子です

関西国際空港での1コマ。今から約11時間のフライトです…

関西国際空港での1コマ。今から約11時間のフライトです…

中には初めての海外旅行の学生もおり、機内では思い思いの時間を過ごしました。
そして無事に一行は、ニュージーランドのオークランド国際空港に到着したのでした。

11時間のフライト、早朝(朝5時)にも関わらず、元気いっぱいな学生達

11時間のフライト、早朝(朝5時)にも関わらず、元気いっぱいな学生達

そこから貸切バスに乗り込み、約3時間かけて、一行は今回の研修地、タウランガ市へと向かうのでした。
学生達が1ヵ月滞在する、ここタウランガ市は海に面しており、ちょっとしたリゾート地の雰囲気です。

市内中心部から歩いて5分ほどで、もう海が見えます!

市内中心部から歩いて5分ほどで、もう海が見えます!

今回の研修地ワイカト大学パスウェイズ校は市内中心部に位置します

今回の研修地ワイカト大学パスウェイズ校は市内中心部に位置します

大学へ着いた学生達は、早速ホストファミリーとの対面式を行い、そのままホストファミリー宅へ向かいます。(学生達は約1ヵ月、ホストファミリーのお宅にお世話になるのです。)

ホストファミリーとの対面式の様子。日本人現地アドバイザーが、学生達のお世話をしてくれます

ホストファミリーとの対面式の様子。日本人現地アドバイザーが、学生達のお世話をしてくれます

坂本

岩下植村

荒川①

作宮

三浦

川越

大石

築地

中村

鶴山

八矢①

ニュージーランドへは日曜日に到着したため、授業が始まるのは翌月曜日から。
それではここで、授業の様子を少しお伝えしましょう。

学生の本分は、勉強です

学生の本分は、勉強です

授業では、様々な日常生活の場面を想定した、会話練習を主に行います。ここで学んだ英会話を実生活で生かせるか、それが今回参加した学生達の使命の一つです。最初は照れながら会話していた学生達も、先生の陽気さにつられて、徐々に自然と会話を行うようになりました。

先生はもちろん、ネイティブのニュージーランドの方です

先生はもちろん、ネイティブのニュージーランドの方です

さて次は、半日英語漬けで疲れた頭を休める憩いの時間、ランチタイムです。
このニュージーランド短期研修では、3食ともホストファミリーが作ってくれます。各学生とも、お昼はランチボックス(お弁当)持参です。

色とりどりの食材が並んだお弁当を美味しそうに頬張る学生達

色とりどりの食材が並んだお弁当を美味しそうに頬張る学生達

昼食②

午前中はみっちり学校で英会話の勉強を行い、午後からは様々な活動をして、実際に異文化を体験する時間を過ごします。

この日はタウランガ市内半日観光でした。

市内観光へ向かうバス車中。午前中とはうって変わって?学生達も生き生きとしています

市内観光へ向かうバス車中。午前中とはうって変わって?学生達も生き生きとしています

まずは今回の滞在先、タウランガ市内が一望できる展望台へ。

自然豊かなタウランガ市です

自然豊かなタウランガ市です

学生達も、雄大な自然に夢中です

学生達も、雄大な自然に夢中です

タウランガ市遠景を背景に、集合写真をパチリ

タウランガ市遠景を背景に、集合写真をパチリ

運転手兼ガイドさんからの説明を熱心に聞き入る学生達。※もちろん説明は英語です

運転手兼ガイドさんからの説明を熱心に聞き入る学生達。※もちろん説明は英語です

次は、ビーチへ。
この日はあいにくのお天気で、海に入ることはできませんでしたが、シーサイドのお洒落なレストランで、ティータイムを楽しみました。

美味しそうにマフィンを頬張っています。※うち一人は、写真を撮られているのも気付かずに、夢中で食べています

美味しそうにマフィンを頬張っています。※うち一人は、写真を撮られているのも気付かずに、夢中で食べています

その他にもこの日は、大型ショッピングモールに出掛けて、お勧めショッピングスポットを聞いたり、今後1カ月を有意義に過ごすために、学生達もいつも以上に熱心に?話を聞き入っていました。

また別の日には、ホストファミリーの方々との親睦を深めるため、郊外のハイスクールのグラウンドを借りて、バーベキューパーティーを楽しみました。

チキンの照り焼きは大好評でした

チキンの照り焼きは大好評でした

準備も皆で協力して行いました

準備も皆で協力して行いました

BBQ(準備)

BBQ(準備②)

バーベキューパーティーという非日常、屋外という開放感から、ホストファミリーとの会話も、いつも以上に弾んでいました。こういった何気ないやりとりから、英会話は上達し、そして異文化への興味が深まるのかもしれませんね。

会話と、食事と、そして異文化交流を楽しんでいます

会話と、食事と、そして異文化交流を楽しんでいます

BBQ(会話②)

BBQ(会話③)

BBQ(会話④)

バーベキューパーティーを楽しんだ後は、屋外でのレクレーション。
思い思いに身体を動かし、ホストファミリーとの親睦を深めました。

野球に、バドミントン、アスレチック、食後の運動を満喫しました

野球に、バドミントン、アスレチック、食後の運動を満喫しました

バド

アスレチック

学生達は心から楽しんでいる様子でした

学生達は心から楽しんでいる様子でした

このように本学の異文化実習(短期)では、単に勉強だけを行うのではなく、五感を使って、異文化を学んでいきます。参加している学生達の表情からも、その充実振りが見てとれるのではないでしょうか。
そんな彼ら彼女らは、今もニュージーランドのタウランガ市で研修中です。皆、体調を壊すことなく、大きく成長して帰国し、今後の大学生活にこの経験を活かしてほしいものです。

とある日の授業後、先生も交えて記念写真を撮りました

とある日の授業後、先生も交えて記念写真を撮りました

今回は、本学が学術交流協定を結ぶ海外の大学のうち、ワイカト大学(ニュージーランド)での短期研修の様子をお伝えいたしました。
短期研修は1ヵ月ですが、本学では交換留学生として前述の各大学にそれぞれ、1年程度留学できる機会があります。
「外国語を学びたい」、「異文化を学びたい」、そんな知的好奇心に溢れた学生を、本学は待っています!