2011 年 9 月 のアーカイブ

2011年9月23日(金)第102号『大学改造』

2011 年 9 月 26 日 月曜日

大学生のながーい夏休みもそろそろ終盤。。。

台風15号が過ぎ去り、ここ宮崎もすっかり秋です。

彼岸花

彼岸花

前回、前々回の花金の「過去を振り返る話題」を読み、おのずと私も自分の学生時代の夏休みを思い出しました。こんなに長い休みの間いったい何をやっていたんだろ。。。2か月も。。。

もしやゴロゴロ。。。いや、それも外れてはいませんが、そういえば。。・・カメを見ていた。

わたくし大学時代にウミガメ研究会というものに入っていました。

夜な夜なウミガメの産卵地である砂浜に行き、カメに出会えるまでひたすら歩く。そしてカメに出会えて産卵が始まったらいろいろと・・・・・・・・・・

と、すみません、個人的な楽しかった思い出に浸ってしまいました。

今週の花金は、そんなちょっと変わったご当地サークル経験のハマダがお送りします。

さて、公立大の学生のみなさんも充実したさまざま夏休みを過ごしたかと思います。

前向きで外向きな公立大生のみなさんのこと、きっとたくさんの経験をして、夏休み期間中に一回りも二回りも大きくなったんだろうなぁ~と。

そんな中、学生のいない大学では、学生に負けじと?教育環境改善のため大学施設の改造が行われました。

なかなか学生のみなさんは気付きづらいかもしれませんが、学生の教育環境を維持するため、そしてより良くするため少しずつ大学の施設は進化しています。

今回はそんな学生がなかなか気付きにくい、でもちょっと気付いてほしいなあ~という大学施設の変化にスポットを当ててみます。

まずは、受講環境の変化から!

みなさんが授業を受けている教室、PCとプロジェクターはもちろんのことDVDや書画カメラなどとても充実していると思いませんか。

実は公立大、県内トップの視聴覚機器が揃っているのです!

夏休み期間中には、多目的演習室・501中講義室にAV機器が新設され、視聴覚室の古いタイプの機器が入替えられました。

501中講義室に視聴覚機器新設

501中講義室に視聴覚機器新設

使用方法が簡単で誰もが使いやすい仕様に統一されています。

使用方法が簡単で誰もが使いやすい仕様に統一されています。

視聴覚室の機器もリニューアル

視聴覚室の機器もリニューアル

視聴覚室も機器も統一された仕様に

視聴覚室の機器も統一された仕様に

赤外線マイクも新たに使用可能になりました。

赤外線マイクも新たに使用可能になりました。

☆他大学からお越しの非常勤の先生からも「講義がしやすい」との声をいただきます。☆

少し前にはマルチメディアのPCも最新版(64ビット版)になり、この恵まれた環境、使わないともったいないです。学生のみなさん、どんどん利用して学習レベルを向上させてくださいね~。

次に、防犯対策!

女子学生が多い本学。学内の防犯対策はとても重要です。

これまで既存の街灯はあったものの、それでも少々暗かった駐車場にLEDソーラー街灯が設置されました。

駐車場のLEDソーラー街灯

駐車場のLEDソーラー街灯

夜の駐車場を明るく照らします。

夜の駐車場を明るく照らします。

今、流行のLED照明しかもソーラー充電。

こちら、一回のフル充電で5日間光を点します。長寿命、省メンテナンスで学生の安全を守ります。

さらに、ペデストリアンデッキの照明改修も行われました。

ほんのり明るく夜デッキを歩く人をやさしく照らします。

ほんのり明るく夜デッキを歩く人をやさしく照らします。

以上、今回は分かりやすい変化を紹介しましたが、実はこれ以外にも日々様々なメンテナンスが行われ、当たり前のように感じる環境が守られています。何か変化に気付いたら、ぜひ施設担当のヤマサキさんに聞いてみてください☆

ということで、今回は後期開始前に、学生のみなさんがなかなか気づかない、でも気づいてほしいちょっとした大学改造についてお伝えしました。

そして、いつの日か、教育方針や大学運営など、本当の意味での大学改造のお話ができる日を願って。

最後に、学務課から大切なお知らせです。

後期が始まってすぐの10月4日(火)、後期ガイダンスがあります。

大切なお知らせがたくさんありますので、全学生のみなさんしっかり参加してください。

9月26日(月)からは後期履修登録変更期間も始まります。

毎回のことですが、変更期間終了後に

「忘れてました~」

「知りませんでした~」

という悲しい声が・・・・

でもそこは大学生!自己責任です!期間内にしっかり終わらせましょう。

(といいつつも、ホントはどうにかしてあげたい。でもしてはいけない。。。それも教育。。心苦しい学務課職員なのです。。。なので、本当に登録漏れのないようしっかりチェックしてくださいね。)

さて、来週の花金は、常に前向き、凹むことってあるんですか?の上園さんがお送りします。

きっと、学生時代のお話も聞かせてくれることでしょ~♪

2011年9月16日(金)第101号『10年ひと昔』

2011 年 9 月 16 日 金曜日
9月中旬の残暑が厳しい宮崎の地ですが、私アラキは先週、とある島国を訪れました。その国では、イスラム教国家でありながら、英語を話し、また米ドルが流通しており、文化の融和を感じることができました。

そして帰国後、先週のコバヤシさんのブログをきっかけに、私は押し入れに眠っているアルバムを引っ張り出してみました。
そこには、新世紀の始まりに世界中を揺るがした、あのSeptember Eleventhの年に、昼夜を厭わず凌雲祭(本学の大学祭)の準備を行っていた学生達に、出会うことができました。

今回のブログでは、10年前の本学の様子と、現在の様子とを対比させながら、何が変わり、そして何が変わらず伝えられていっているのか、皆さんに少しでも伝われば幸いです。

(以下、セピア色の写真が10年前の本学の様子で、カラーの写真が現在の本学の様子です。)

まず、凌雲祭において拠点となっていた(いる)施設について、ご紹介します。
現在の本学の1年生は、第19期生となります。それに対し、一桁台(第1~9期生)前後の卒業生達には懐かしい施設である「白い家」について、まずは説明すべきでしょう。

「白い家」とは、附属図書館北側の敷地にあった、芸術家の方のアトリエを買い取って、学生の課外活動用の施設として使われていたものです。同施設は老朽化に伴い、残念ながら今は、取り壊されています。

その敷地には現在、「みんなの家」という建物が建てられており、実行委員が大がかりな装飾を作る際の施設として利用されています。

懐かしき「白い家」です

懐かしき「白い家」です

 

「みんなの家」として新しくなりました

「みんなの家」として新しくなりました

 

前述の白い家では、各種会議が行われるとともに、書類作成のオフィスとしても使われていました。

狭いスペースでの会議中

会議や書類作成は、こんな場所で行われていました

現在では、凌雲会館1階にある学友会室奥の物品管理室が、その機能の一端を担っているようで、作業中の現場にお邪魔してみました。
ちょうどそこでは、凌雲祭ホームページの制作を行っており、同ホームページは、近日中にアップされるとのことでしたので、今しばらくお待ちください。 

ホームページ作成中!

今ではこんな綺麗な場所で、ホームページ作成中!

 

 

「次はどこに向かおうかな」と考えていると、何やら賑やかな声がしているので、気になってその声がする方に向かっていると、凌雲会館1階のロビースペースに辿り着きました。そこでは、前中後夜祭局のメンバーが、テーマ入り(後述)の装飾を制作しており、少しお邪魔して写真を撮らせてもらいました。

今も昔も…

今も昔も…

前中後夜祭の面々です

前中後夜祭局の面々は、やたらと楽しそうです

周りが真面目な話をしているにも関わらず、何故か笑っている当時の前中後夜祭局局長

周りが真面目な話をしているにも関わらず、何故か笑っている当時の前中後夜祭局局長(右奥)

この前中夜祭局では、その名のとおり「凌雲祭の夜の祭」を担当します。
当時はその一環として、凌雲祭にお越しいただいた皆さんに感謝の意を込めて、そして、凌雲祭スタッフの一員として一日中大学内を駆けずり回った学生達の労を労って、「鶏雑炊」が振る舞われていました。

今年は一体、どんな粋なイベントが行われるのでしょうか。

鶏雑炊の炊き出しの様子

鶏雑炊の炊き出しの様子

福利厚生棟の売店前は、出店で賑わうのでしょうか

福利厚生棟の売店前は、出店で賑わうのでしょうか

 

 

次に、メインステージ会場についてご紹介します。
メインステージは中庭に設置され、その年のテーマに沿った様々な企画が行われます。大学祭期間中、最もにぎわう場所の一つで、10年前は、当時流行していたボイスパーカッションの高校生グループを呼んだりしました。

高らかに開会宣言です

高らかに開会宣言です

先週のブログでも登場した内嶋元学長からもご挨拶をいただきました

先週のブログでも登場した内嶋元学長からもご挨拶をいただきました

氷柱って、ここまで見事に割れるものなんですね…

氷柱って、ここまで見事に割れるものなんですね…

当時から、たくさんの方々にご参加いただいています

当時から、たくさんの方々にご参加いただいています

今年はここで、どんなイベントが繰り広げられるのでしょうか

今年はここで、どんなイベントが繰り広げられるのでしょうか

 

 

凌雲祭では、少しでもスペースがあれば、活用します。10年前は、駐車場のスペースを活用して、フリーマーケットを行っていました。

一般の方々も参加するフリーマーケットで、賑わいをみせています

一般の方々も参加するフリーマーケットで、賑わいをみせています

出店も所狭しと賑わっています

出店も所狭しと賑わっています

その舞台となった東駐車場です

その舞台となった東駐車場です

 

 

今回は少し趣向を変えて、多少手前味噌ではありましたが、今からちょうど10年前、2001年の凌雲祭と、現在の本学の様子をお伝えしました。

あれから10年。

今年の凌雲祭は、「ripple ~想いは伝わる、熱は拡がる~」というテーマのもと、11月5日(土)~6日(日)の2日間、開催されます。
学生達の想いは変わらずに紡がれていき、より一層強く熱を帯びています。

2011年の秋、本学の学生達が何を考え、何を表現しようとしているのか、皆さんも是非、楽しみにしていて下さい。

2011年9月9日(金)第100号                          『引越しの時に荷物を整理していたら思い出の品がいっぱい出てきて作業が一向にはかどらない、そんな気持ちわかるでしょう?』

2011 年 9 月 9 日 金曜日

 クラブ・サークル活動。それは大学生活の醍醐味と言っても過言ではない。時には甘く切ない蜜柑のごとき思い出をもたらし、時には二度と思い出したくもない壮絶な経験と化す。もしくは、二度と思い出したくもない壮絶な経験こそが甘く切ない蜜柑のごとき思い出だったりもする。体育会系の厳しい練習を経験した方であれば思い当たる節がおありだろう。

 

 ともかく、本学のキャンパス内ではクラブ・サークルの数だけ蜜柑色の青春物語が日々生みだされている。「硬式野球部」「吹奏楽部」などの伝統的なクラブから、「まち中お花畑サークル」「Mr.Children同好会」などのユニークなサークルまで、実に46団体が活発に活動している。最近であれば「オレンジの会」という手話サークルが新規設立され、学務課コバヤシは妻夫木聡が主演を務める某有名青春ドラマが懐かしくなって、ケーブルテレビで再放送を録画した。

 

 一方で、部員が活動を楽しむだけではクラブ・サークル団体を存続させることはできない。当然のことながら、団体の活動方針や掟、部室、必読書籍、バーベキューの網、なかなか卒業しない先輩、余った部費等を引き継いでくれる後継者を一定数見つけなければ、その団体は一代限りで潰えてしまう。盛者必衰。本学においても、これまで数々の団体が栄華を極め、しかる後に姿を消していった。『週刊花の金曜日』記念すべき第100号は、惜しまれつつも今年の3月をもってその長い歴史に幕を閉じた「放送研究会」に焦点を当てることから始めたい。

 

 

 9月6日火曜日、澄み渡る秋晴れの下、学務課コバヤシは文化系クラブ・サークルの部室が軒を連ねるクラブハウス棟に向かった。今年3月末に廃部となった放送研究会の部室を掃除して、「学生保育サポーター」というボランティアクラブに引き渡すためだ。大学職員とはそんな仕事もするのかと訝しがる読者もいるだろう。大学職員、とりわけ「学生」と名のつく部署は、およそ事務員のイメージからかけ離れた多岐にわたる業務を担当する。何せ大学が教育機関である以上、「学生」に関係しない仕事などあろうはずがないのだ。営業マンのようにスーツを着込んで得意先を訪問することもあれば、学生と学内を走り回ることもある。終日学生の相談対応に追われることもあれば、山のようにうず高く積み上げられた書類の山を「ジムジムジムジム」と呟きながらひたすらさばく一日もある。もしあなたが大学職員という仕事に「1日中ラップトップパソコンの前で難しい顔をしながら書類を作成している」等のイメージを抱いているのなら、そんな職員の方がむしろ少ないということを現場の私が証言しよう。

 

 話題を元に戻すと、本来であれば部室を掃除するのは当然部員である学生である。しかし、廃部となった団体の部室であれば話が違ってくる。掃除すべき学生がいないのだ。

 

 活発に活動していたクラブは突然廃部になるわけではなく、ソフトクリームが溶けていくようにゆっくりと崩壊の道程をたどる。伝統あるクラブであればなおさらだ。「先輩から引き継いだクラブをおめおめ私の代で終わらせるわけにはいかない」「でもいかんせん部員がいない。新入部員もいないし、現役部員すらほとんど来ない」「ああ、もう限界だ」「いや、せめて年度末までがんばってみよう」「やっぱり無理か・・・」 大政奉還を目前にした徳川慶喜のごとき葛藤の果てに、クラブは廃部となるのである。その結果残るのは、最後までふんばった部長と代々引き継がれてきたガラクタや書籍の山が屹立する部室だけである。誰がこの徳川慶喜に江戸城の清掃を命じることができよう。

 

 

 _door

 

 かのような事情により、もはや所有権をたどることも不可能な(たどったところでその所有権を誰も行使しないであろう)ガラクタの撤去のために、私はかつての放送研究会の部室を訪れた。

 

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 部室内には過去の遺産が山積している。壊れたテレビ、コンポ。ビデオデッキ。パラボラアンテナ。デスクトップパソコンの本体ほどもあるラジオチューナー。首の折れた扇風機。ビデオカメラの映像に手書き入力できる機材。マイク。MDレコーダー。おびただしい数のカセットテープとビデオテープ。オーディオ機器の進化に感嘆を覚えつつも、部室外に運び出した。正確な記録は入手できなかったが、放送研究会はおそらく開学間もない1990年代半ばに創部されたはずだ。録音媒体としてのカセットテープはMDへと進化し、現在はICレコーダーやスマートフォンで手軽に録音できる。過去の録音機材は無用の長物と化し、かといって捨てるには愛着がわきすぎており、長年この部室の一角に鎮座ましましてきたのだ。

 

 

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 壁に目を転じると、歴代の部員の肖像が並んでいる。心なしかセピア色だが、撮影上の効果なのか時の流れによる風化なのか判別がつかない。

 キャビネットの中には、『NHK日本語アクセント辞典』『マスコミ就職読本』のような放送部らしい書籍から、宮崎が誇るタウン情報誌『タウンみやざき』がどっさりと。表紙デザインからも時の流れを感じる。 

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 note 

 他にも、ラジオ番組の企画書や日誌が眠っていた。日誌は部室を訪れた部員が交代で書き残していたようであり、日付と他愛のない日常が交換日記のごとく連綿と記されている。「6月19日:ちょいひさしぶりの部室だ。土・日のバイトはホントきつかったよー!せんぱい来ないなー。ちょっと宿題があるんで帰りますよー」「6月20日:今日は収録です。から騒ぎです。から騒ぎます。」「6月22日:なんか蒸し暑い。なのに七分そでの服を着てきてしまった。暑いよー!来週のRadioもがんばるぞ!きちんとまとめられるように。今日はちゃんとごはんを作ろうかなと思ってます。」等々。これはもう完全に某青春ドラマのオレンジノートである。もちろん登場人物はニックネームばかりでさっぱりわからないが、今から10年以上も前にこの狭い部室で繰り広げられていた青春物語を垣間見た気がして、ほっこりした気持ちでノートを閉じた。

 

 

 

 さらにキャビネットを整理すると、ちょうど10年前の2001年度凌雲祭(本学の大学祭)のパンフレットが出てきた。

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 当時私は大学4年生だったので、その年の凌雲祭のことはよく覚えている。「新・大航海時代」というテーマを掲げ、1~3年生の後輩たちが一丸となって作り上げた祭だった。パンフレットの紙面上で当時の実行委員長と内嶋元学長がいきなり対談しており、学長が「過去の『大航海時代』においては、人間は何らかの新しい情報と香辛料などの富を求めて船を出していたわけだが、現代において君たちは何を求めるのか?」と問えば、学生は「例えば人間同士の新しい関係性のあり方を模索します」と答えている。学長が「大学の学園祭は概してアミューズメント的なイベントが多すぎて残念」と評すれば、学生が「ではシンポジウムの開催を検討するので、学長はゲストパネリストとして参加してください」とやり返す。当時の後輩たちを大学職員として客観的に見てみると、結構面白いことをやっていたのだなあと感慨深い。

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学内地図も宝島風。

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テーマにそってます。

テーマに沿ってます。

テーマにそってます。

徹底してテーマに沿ってます。

徹底してテーマにそってます。

やり過ぎ感が否めませんが、やはりテーマに沿ってます。

やり過ぎ感が否めませんが、やはりテーマにそってます。

当時の放送研究会もがんばっています。

当時の放送研究会もがんばっています。

熱い対談です。

熱い対談です。

 また、大学のトップである「学長」が気さくに学生との対話に応じてくれるアットホームな校風は、今も昔も変わっていない。私が10年前に卒業論文で行き詰まり、講義棟のソファーでうなだれていた時、当時の内嶋学長が「しけた顔してるな。コーヒーでも飲むか?」と声をかけてくれて、研究室で三角フラスコで淹れたコーヒーをご馳走してくれたことを今でもおぼえている。

 

 

 

凌雲祭には数多くのクラブ・サークルやゼミが出店しており、その売り上げは各団体の年間活動予算における大きな収入源となっている。以下は、当時のパンフレットに掲載されていた出店紹介の一部抜粋である。

 

コロンブス関係なし。

コロンブス関係なし。

鬼の洗濯岩も関係なし。

鬼の洗濯岩も関係なし。

この屋号を許可した大賀先生が素晴らしすぎる。

この屋号を許可した大賀先生が素晴らしすぎる。

商品は水分。抽象的すぎる!

「よね?」って言われても・・・

事務的ですなあ。

事務的ですなあ。

凄い。さすが想像力と創造力の文化系。

凄い。さすが想像力と創造力の文化系。

怖いよ。

怖いよ。

ファーストフードとの対比という販売戦略が素晴らしい。

ファーストフードとの対比という販売戦略が素晴らしい。

「ドグマ」が大学生らしい。でも「腸詰め」って。

「ドグマ」が大学生らしい。でも「腸詰め」って。

川瀬先生、ほんまですか!?(笑)

川瀬先生、ほんまですか!?(笑)

南国の地でなぜか北国の特産品を猛プッシュ。

南国の地でなぜか北国の特産品を猛プッシュ。

それこっちに聞くなよ!(笑)

それこっちに聞くなよ!(笑)

 

  

 

 いかがであろう。青春と屋台の香りが漂ってきたのではないだろうか。この無理やりさ、拙さ、少しピントがずれたエネルギーのほとばしりこそが、大学時代そのものであり、クラブ・サークルらしさなのである。屋台でフランクフルトを焼いたりラジオ番組を制作したりすることは、大学生の本分ではない。それらの活動に全力で取り組んだところで、就職活動に有利に作用したり大金を儲けたりするわけではない。しかし、しかしである。一見無益に思えるこれらの活動の中でこそ、大学生はかけがえのない一生の友人を得て、気に食わない人間との付き合い方を知るのである。大学卒業後10年20年が過ぎたころ、「あの頃は何であんなどうでもいいことに夢中になれたんだろうなあ」と目を細めながら、当時の友人と杯を傾けるのである。個人的な利益のみを追従する無駄を一切省いた大学生活を否定する気はないが、真に魅力的な人間とは、魅力的な友人・仲間に囲まれた人間ではなかろうか。魅力的な友人は挫折したあなたを叱咤激励し、慰め、引っ張り上げてくれる稀有な存在である。そして、あなたは「奴と対等な友人でありたい」と願うゆえに、次の機会には挫折した友人を叱咤激励し、慰め、引っ張り上げるのだ。

 

 

 時は流れて2011年、10年前と同じように宮崎公立大学では凌雲祭実行委員が準備に取り組んでいる。総勢277人の大組織なので、議論の衝突も大小たびたびあり、意思の伝達や合意の形成も一苦労だ。そのような学生の青臭い格闘の果てに作り上げられる祭こそが凌雲祭なのである。司会のトークが冴えわたるステージイベント、キャンパスに鳴り響くバンド演奏、クールなダンスパフォーマンス、講義室での研究発表、屋台から立ち上る美味しそうなにおい、阿鼻叫喚のお化け屋敷、子どもたちのスタンプラリー、フリーマーケット。老若男女が笑顔でキャンパスを行き交う2日間。本学凌雲祭からほとばしる青春エナジーと大学祭独特の雰囲気を、読書諸賢も11月5日(土)と6日(日)の2日間にぜひ体験して欲しい。学生手作りの凌雲祭ウェブサイトも近日中に公開されるので、こちらもご覧いただけると幸いである。

 

 

 そして、受験生の読者が本学に入学した暁には、積極的にクラブ・サークル活動に参加して欲しい。本学の学生は例年80%以上がクラブ・サークル活動に参加しており、この数値は他大学と比較してもかなり高い。そして、あなたの意向に沿う団体がなければ、ぜひ新たに設立して欲しい。平成23年度だけでもすでに5団体が設立されている。初めの第一歩を踏み出さないことには歴史は始まらないのだ。

 

 

 

 以上、最近記事ごとに文体を変えすぎてそもそも自分がどんな文章を書いていたのか思い出せなくなっているコバヤシがお送りしました。

 

 

 

 『週刊花の金曜日』も創刊約2年目にして記念すべき第100号を世に送り出すことができました。これも温かく見守って下さる読者の方々のおかげです。これからも南国宮崎に位置するアットホームなコミュニティカレッジの日常を発信していきますので、よろしくお願いいたします!!

2011年9月2日(金)第99号 『長月~その壱~』

2011 年 9 月 2 日 金曜日
 みなさんこんにちは~ 

あっという間に8月も終わり、9月に突入!

とは言え、ここ宮崎では9月に入っても30℃超えの日は珍しくなく、

暫くは、朝晩はともかく、日中の厳しい暑さは続きそうです。

まだまだ「真夏の青空!」といった感じ。

今日も外は暑いです!! 

「凌雲会館」の駐車場にある南国の花ブーゲンビリア!

 
「凌雲会館」の駐車場にある南国の花ブーゲンビリア!
 
ショッキングピンクの花が青空に映えます!!

 
ショッキングピンクの花が青空に映えます!!
ちなみに、ブーゲンビリアの左手にはジャガランタ。
5月から6月にかけて紫色の花を咲かせます・・・。
 
 
と、わずか2、3日前の夏っぽい写真をご紹介 ↑ いたしましたが、
ブログ更新(9/2)前日は、台風12号の影響で海は荒れており、
こんな ↓感じです。
 
DSCF0445
 
 
ちょっと暗いですが、白波が見えますか?

ちょっと暗いですが、白波が見えますか?

風も強く、遥か遠くにあるのにも関わらず、今回の台風の強さを感じました。
関東などでは、大雨の被害も出ているとのこと、
心配です・・・。
そして、ここ宮崎も9月は「台風シーズン」  
他人事ではありません・・・。
 
 
  

さて、話題はガラリと変わりますが、

夏休みということもあり、キャンパス内は静か。

と思いきや、人の気配を感じる場所が・・・。 

それは、私カジワラのいる就職活動支援室(凌雲会館1階)の向いの部屋、

「学友会室」です!

DSCF0430

 

 

 

 

 

 

中へ入ると・・・、

何やら真剣に作業をしているお二人。

黙々と・・・。
黙々と・・・。
ちょっとお顔を上げてもらいました。  
笑顔のお二人は、モリモさんとクラナガさん
笑顔のお二人は、モリモさんとクラナガさん
実は、彼女たちは11月に行われる「凌雲祭」の実行委員。
ご協力いただいたスポンサーの企業の方々にお渡しする領収書に、
印鑑を押していたのでした。
 
そして、奥の部屋にも人の気配が・・・。
こちらには3人のメンバー。
コガ君、タジマ君、アラカキさんのお三方!

コガ君、タジマ君、アラカキさんのお三方!

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「花金」をご覧の(企業の)皆さま
実行委員のメンバーは、「凌雲祭」成功に向けて7月から地道な活動を続けております。
スポンサー(ご協力)の受け付けはまだまだ継続中ですので、どうぞご協力をお願いいたします。
 
 
「凌雲祭」関連のレポートは、他の花金メンバーも随時行ってくれるはず。
と言うことで、
最後に、行く夏を惜しみつつ、「この夏頑張った人」をご紹介!
3年生のヤマシタさん!

面接室への入退出練習!             お辞儀の姿勢もきれいです!!

彼女は、この夏、「秘書検定1級」合格を目指し、
猛暑の中1週間、面接練習のため、連日就職活動支援室へ通って頑張りました。
一緒に練習した私は、彼女の集中力に終始感心しっ放し!
ヤマシタさん!この努力はきっと報われます!!
彼女の他にも、この夏頑張った方たちはきっとたくさんいらっしゃいます。
そして、まだまだ頑張っている方たちも・・・。
みなさんの“努力”や“頑張り”の成果はきっと出るはず!
信じています!!
それでは、今週の花金はここまで。
次回は、メンバーも思わずその文章に惹き込まれてしまう
コバヤシさんの回です!
皆さん、楽しみにいたしましょう!!