2012 年 10 月 のアーカイブ

2012年10月26日(金)第151号『秋の訪れ』

2012 年 10 月 26 日 金曜日

みなさま、こんにちは!

つい先日までやっと秋らしくなってきたな~と思っていたのに、
気づけば10月も残りわずか。
日本では旧暦だとだいたい7、8、9月、新暦では8、9、10月、気象学上では9、10、11月を秋というとか。へぇ・・・
日本の古代の考え方では稲の刈上げ前夜までが秋で、刈上げの夜は冬であったそう。なるほど。風情があっていいですね。

やっぱり・・・


秋といえばうろこ雲~

事務局にも、秋が・・・

小八重局長のお庭からやってきました。おいしい~!

そして、伊豆企画総務課長補佐の提案で、こんなものを作ってみました、、、

柿ジュース!味よりも作ってみようて気持ちが大切ですよね。

大学の敷地内でも、衣替え真っ只中。

寒さに耐える花々に

葉牡丹で冬支度・・・

銀杏の木も少しずつ色づいています・・・

他の国にも四季はありますが、

日本の四季は本当に美しいと思います。

気候だけの四季ではなく、
日本人は季節とその移り変わりを敏感に感じ、
それを生活に反映させて、四季を愛でます。

食べることが大好きな私としては、
季節折々の食材を使い、
五感を使って料理を楽しむ日本の料理は特にすばらしいと思います!

他にも、芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋。
挙げればきりがありません。

本学でも、恒例の秋のイベントが来月開催されます。

凌雲祭!!

開学して20年という節目の年にあたる今年のテーマは、
「INFINITY∞〜ハタチ・ハッシン・ハジマル〜」

今年は、11月3日(土)、4日(日)に開催されます。
地域の方々はじめ多くの方のお越しをお待ちしております。

それでは、来週は半袖のタナベさんがお伝えします。

2012年10月19日(金)第150号『インターンシップ実習で学んだものは・・・』

2012 年 10 月 23 日 火曜日

 朝、夕とめっきり寒くなってきましたね。後期に入りまして、3年生の就職活動の準備は着々と進んでいます。就職活動支援事業スケジュールには予定がびっしり入っています。これは毎年試行錯誤を繰り返して、みなさんが「この時期に何をすればいいのか」を考えて作成したものです。

就職活動支援事業スケジュール(後期予定)

どうでしょうか? こんなにもやることがあるのかという感じですね。

毎週のように予定が入っています。このスケジュールに添って行動すれば就職活動の準備は万全です。さらに、就職支援室では、10月22日(月)から3年生全員との面談を行っています。これは、6~7月にかけて開催した自己分析セミナーを受けて、学生のみなさんに自己分析シートを作成してもらい、それを基に、自己分析の結果や就職の希望、不安に思っていることなどを話しています。

まずは、写真をパチリ。

「は~い、撮ります。」

そして面接室へ

何を話しているんでしょうか? 笑い声がたえません。

学生はやる気に満ちて帰っていきました。

忘れていて自己分析シートの提出と面談を受けていない学生は、早目に就職支援室まで来てくださいね。

 

 続きまして、10月16日(火)3時限に、インターンシップ報告会を開催しました。

「インターンシップ論」を履修している学生が、8~9月にかけて実習に行ってきました。その際に作成した日誌や報告書を基に発表を行ってくれました。

花金メンバーの田辺さんデザインです

発表は、インターンシップの活動内容(どういうことをしたのか?)や教訓(学んだことや社会人に求められるもの)を中心に、一人3~5分にまとめて行われました。

ベンチャー企業にインターンシップに行った入角さん

 入角さんは、東京のベンチャー企業「Come on UP」に行ってきました。それも、なんと8月1日~9月30日まで。この会社は、シェアハウス事業を手掛けており、シェアハウスは自律心のある人々が共同生活を通して互いに学び合い、成長する場であるという考えを持っています。その中で、入角さんは、週3回ミーティングに参加して議事録を作成したり、シェアハウスのセットアップをしたり、シェアカルチャーという文化を定着させるために、広報誌を作成したりしました。特に、広報誌は、ターゲット別に、住人用、地域用、宣伝用と3種類に分けてインタビューなどの取材を行い、それをまとめる編集作業も行っていました。

ベンチャー企業なので、社長との距離感も近く、意思決定までの時間が早かったり、ミーティングでの意見が活発だったりと大いに触発されたようです。そんな中で、①自分で考えて行動すること、②スケジュール管理の重要さ(期限を決めて考えたり、複数の仕事を同時に行ったり)、③ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)をしっかり行うことの3点を学んできたと発表がありました。

宮崎市役所にインターンシップに行った桂原さん

 桂原さんは、宮崎市役所環境保全課、環境業務課、廃棄物対策課に行ってきました。環境に関する業務は多岐にわたり、ヘルメットをかぶって現場も体験していました。また、生活の中で「ごみ」は捨ててしまえばそれで終わりですが、最後の処理をしてくれている人がわかり、環境に配慮することの大切さを認識したようです。さらに、みなさんが常に市役所職員としての誇りをもって働いており、公務員のイメージが変わったと発表していました。

課題として、接遇マナーが不十分だと指摘され、まだまだ未熟であることに気付いたようです。桂原さんは、今回のインターンシップ実習で、今までより強く宮崎市役所で働きたいという想いになったそうです。

山本明夫先生のグループ発表の様子です

森津先生のグループ発表の様子です

 

ちなみに本学学生のインターンシップ実習先は以下の通りです。

宮崎市役所
宮崎県庁
宮崎県立美術館
(株)アイロード
浩和会 白浜学園
ブライトハウス住吉
青島リゾート株式会社
株式会社テレビ宮崎
株式会社宮崎観光ホテル
株式会社宮崎放送
株式会社宮崎レマンホテル
財団法人みやぎん経済研究所
社団法人宮崎県物産振興センター
高原ミネラル株式会社
トップツアー熊本支店
ホテルグランディ宮崎
マエムラ(延岡支店)
宮崎県酒類販売株式会社
宮崎南印刷
宮崎空港ビル株式会社
九州電力株式会社宮崎支店
熊本県人吉市役所
ソラシドエア
DELL株式会社
Come on UP
Ylem Infotech(インド)
株式会社ビープロジェクト
ボランティアプラットフォーム
ホンダロックベトナム
三井住友海上火災保険
鹿児島県庁
鹿児島市役所

自治体から民間企業、さらには海外と多岐にわたっています。

今回のインターンシップ実習で学んだものはみなさんにとっての財産となります。これからの就職活動やキャリアで大いにいかしてください。

今週の花金は就職支援室キャリア支援係の竹下が担当しました。

 

平成24年10月12日(金)第149号『バグパイプの朝』

2012 年 10 月 12 日 金曜日

すっかり、秋の気配ですね。

 

10月から後期の授業が始まり

 

校内もまた活気があふれてきました。

 

少しバタバタしてしまいがちですが、そんな時は

 

楽しかった夏休みのことを思い出してみましょう。

 

それぞれの夏休みの過ごし方があったと思いますが

 

今回は、スコットランドで夏を過ごした

 

学生たちの様子をお届けしたいと思います。

 

 

本学では、現在5つの協定校・締結校と

 

異文化実習や交換留学を行っていますが

 

さらに協定先を拡充すべく検討・調査を進めています。

 

その候補の一つがスコットランドにあるスターリング大学です。

 

今回、5名の学生がスターリング大学の

 

受入体制や研修内容、周辺の環境等について

 

モニタリングをかねて、約1ヶ月のサマープログラムに参加しました。

 

 

【授業風景】

 

【大学の施設】

 

【周辺の環境】

 

【引率の中山学部長と一緒に】

 

 

スコットランドの豊かな自然と、歴史ある街並み

 

広大なキャンパス、そんな中で授業を受け、

 

学生たちは何を感じたでしょうか。

 

プログラムに参加した学生に感想を聞いてみました。

 

【ナベタさんwith学部長】

 

たくさんありましたので、箇条書きでお伝えします。

 

・スターリング大学は歴史が古く、周辺の環境も静かで落ち着いていて、勉強に集中できた。先生たちの指導も熱心だった。

 

・授業は少人数制でスピーキング中心、今まで英語で話す時にためらいがちだったが、授業に参加する中で自分の考えを積極的に言えるようになっていった。実践的な英語を学ぶことができた。

 

・スチューデントヘルパー(現地のボランティア学生)がついてくれたので、勉強のことはもちろん、生活面などで困った時もすぐに聞くことができ、助けてもらえた。

 

・大学の施設が充実していた。図書館や学食、カフェ、本屋、映画館、スポーツ施設などが自由に利用できた。

 

・寮生活では、自分たちでスーパーに買い物に行き、ほぼ自炊をしていた。買い物先ではスコットランド特有のなまりがたまに聞き取りにくい時があったが、逆にそれが興味深く、楽しかった。

 

・自然が豊かで、構内で野生のうさぎに出会えた。

 

・ネス湖研修旅行が楽しかった(残念ながらネッシーには会えず・・・)

 

などなど。感想は尽きませんでした。

 

どれも素晴らしい経験ですが、もう一つ

 

ぜひ私が経験してみたいエピソードがありました。

 

それは・・・

 

「朝、バグパイプの音で目が覚めた」

 

です。

 

【バグパイプ】

 

 

バグパイプの生演奏が目覚まし代わりだなんて、

 

ステキだと思いませんか?

 

よい環境で勉学に励める、そんな協定先が

 

これからさらに増えていくといいですね。

 

 

こんな有意義な夏を過ごした学生がいる一方で、

 

何をしたかも思い出せないくらいまったりとした夏を

 

過ごしてしまった、ニイナがお伝えしました。

 

 

代わりに懺悔していただきました!

 

2011年10月5日(金)第148号『仲秋の候、』

2012 年 10 月 5 日 金曜日

まだまだ日差しは強いですが、10月に入って、宮崎も随分過ごしやすくなりました。
長~い夏休みが終わり、今週から後期の授業がスタートしています!

フィールドワークで東京の出版社に取材に行ってきた学生、インターンシップに行って新たな目標を見つけた学生、バイトに精を出していた学生、それぞれに良い思い出や経験をして元気に戻ってきました。

そんな学生たちが夏休みを謳歌している間、情報事務室では何をしていたか…!?

ちなみに、夏休みの「マルチメディア第1自習室」の様子です。学生の利用はとても少なくなります。
 

学生の利用が少なくなり、ちょっと寂しいですがこんな時にしかできない作業があります。

マルチメディア室のメンテナンス作業
 

パソコンの中で動作しているソフトウエアは進化します。不都合を修正し、機能を向上させるソフトウエアが日々公開されアップデートしているからです。セキュリティを強化したり新しい機能を利用したりするために、このアップデートは重要ですよね。

しかし、アップデートした途端、インターネットに繋がらなくなったとかプリンタに出力できなくなったとか…そんな経験ありませんか?

これは、複数のソフトウエアのうち、ある部分だけがアップデートしたため、その他のソフトウエアとの兼ね合いが悪くなることで生じます。ですからこの場合、他のソフトウエアもアップデートしてやれば正常に動作するようになります。

しかし、本学のようにパソコンをいくつもの講義で利用するなど、利用目的が多様なパソコンには、当然たくさんのソフトウエアが入っています。このたくさんのソフトウエアについて、制御することなくアップデートしていると、すぐに不都合がおこります。ましてや200台近くあるパソコンの動作環境がバラバラでは講義がスムーズに行えません。

そこで、講義がなく、比較的学生の利用が少なくなる夏休みや春休みを利用して、アップデートを含むソフトウエアの不都合修正、その他の使い勝手や講義を進めやすく改良するために定期的にメンテナンスを実施しているのです。

実際には、何をどう修正するか、アップデートやアップグレードの選別、ソフトウエアの調査や準備等を1ヶ月ほど前から行います。そして、最終的にマルチメディア全室を3日間利用禁止にして一気に作業を行います。
 
実際に技術的なことをしてくださるのは、↓この方↓ マルチメディア室の保守点検をお願いしているSEさんです。タニグチの口うるさい注文にも黙々と作業してくれています。

そして今週の「マルチメディア第1自習室」の様子。満員御礼!大賑わいです!
 

 

それから、卒業生のイシマルくんが「卒業論文発表会支援システム」の移行作業に来ていました。

このシステムは、卒業論文のテーマや発表スケジュールを管理するもので、彼が在学2年生の時に立ち上げ、その後、このシステムのプログラム作成を自身の研究テーマとし、改良を繰り返して仕上げたシステムです。 

現在もこの「卒業論文発表会支援システム」は稼働しており、今回ハードウエアを新しくしたので、その移行作業が必要になり、彼の就職先である「ティーネットプロ」http://www.tnetpro.co.jp/  から仕事として作業に来てもらいました。

イシマルくんは、大学に入る前からプログラミングに興味があり、独学で勉強していたこともあるそうです。大学でもそれを生かした研究を行い、就職に結びついたというとても理想的な進路です。これからもコツコツ頑張ってください!

さて、中秋の名月。とても明るくて綺麗でしたね。

後期もがんばりましょう!!