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令和元年12月20日(金)第485号『サザンカ・ツバキの季節になりました』

2019 年 12 月 20 日 金曜日

皆さんこんにちは。

今年も残すところ10日余り。新しい時代、令和元年も終わりを告げようとしています。

宮崎でもようやく冬の気配が感じられる季節となり、街では、クリスマス・忘年会へと気分が高まってきています。

 

初冬の校内を見回すと、サザンカの赤い花が目に飛び込んできます。ツバキもつぼみをふくらませ、開花する時期を待っているようで、ようやく、サザンカ・ツバキの季節がやってきました。

 

本学とツバキの関わり合いは強く、校章はツバキをモチーフにデザインされていますし、愛唱歌として「椿歌-ツバキウタ-」が代々歌い継がれています。

学内のサザンカです。散った花びらもきれいです。

学内のツバキです。開花まではもう少し…。

近づいてみると開花の準備中でした。

 

 

ところで皆さん ツバキ繋がりですが、宮崎市に世界的なツバキ園があるのをご存知ですか?

 

国際ツバキ協会(28か国からなるツバキ愛好者の団体)から平成15年に「国際優秀ツバキ園」として認定され、世界で42園、国内でも8園しかない、優秀なツバキ園なんです。

 

その名は「椿山森林公園」!

 

場所は、宮崎市の南西部、日南市(旧北郷町)の境界に位置し、41.3ヘクタールの敷地の中に1,000種、48,000本のツバキが植栽され、赤や白、しぼりなどの花が楽しめます。

 

私はこの椿山森林公園と通算で9年間の関わり合いを持ち、若かりし頃は、園内の整備やPRに精を出してきました。

 

当時、小学生が遠足に訪れたときは、次のような案内をしていました。

 

「ここの公園は41.3ヘクタールの広さ みんなの小学校の運動場41個分の広さがあるんだよ」 (小学校の運動場の広さは、ほぼ1ヘクタール位です。)

 

「それでは、ツバキは何でツバキって言うか知ってる?」

「ツバキの葉は光っているでしょう。ツヤツヤした葉っぱの木、ツヤ葉木、ツバキになったんだよ!」 (諸説あり)

 

「ふ~ん…」とやや尊敬の目で見られ、説明が終わるとほとんど先生気分でした。

 

いい加減な案内で申し訳ございません。

 

園内の花の時期は1月から3月 見ごろは2月ですので、ぜひ足を運んでみてください。

園内の風景です。奥に見えるは展望台です。

公園から「双石山」が見渡せます。

以上、ツバキには少しうるさい企画総務課のカサシマがお届けしました。

令和元年8月16日(金)第467号「暑い夏の過ごし方」

2019 年 8 月 9 日 金曜日

梅雨が明けた途端、暑い暑い夏がやってきました。

今週は台風の影響もあり天気の崩れる日が多い1週間となりましたが

気温や湿度は高く暑い日が続いていますので、皆さま体調にお気を付けください。

 

緑豊かな学内ではいたるところでセミが盛大に合唱し、

暑さをさらに盛り上げているようで、蝉の声を聴いているだけで汗がでてくる毎日です。

そんな暑い毎日を、皆さまどのように過ごしていますか。

 

暑い日差しをものともせず、汗を流してスポーツに取り組んだり

宮崎の夏と言えばサーフィンが有名ですが、この季節にマリンスポーツを楽しんだり

夏祭りや花火などの夜のイベントに参加するなどなど

暑いだけではなく、夏ならではの楽しみが色々あります。

 

そんな暑い夏の過ごし方として

「涼しい図書館で勉学に励んだり読み物を楽しむ」

という選択肢を1つ加えてみませんか。

 

本学では、先週、前期定期試験が行われ、

図書館では試験勉強やレポートなどの課題に取り組む多くの学生の姿が見られました。

図書館には、数人で並んで座れる閲覧席や、1人用のキャレルデスク、

集中して勉強や調べ物がしたいときに重宝する個室研究室などの施設があり

それぞれの用途に合わせて利用されています。

雑誌や新聞を配架している「ブラウジングホール」というエリアでは、

キャップ付きボトルに入った飲料水であれば摂取可能になっていますので、

とくに暑い日の利用の際にお勧めです。

 

今週から夏季休業に入り、普段より一般利用者の方の姿がよく見られます。

本学図書館は県内在住もしくは在勤の方であればご利用いただけますので

詳しくは図書館ホームページ(http://www.miyazaki-mu.ac.jp/library/)の

〈利用案内〉をご覧ください。

 

 

また、現在図書館では「夜」をテーマにした季節の図書展示も実施しています。

試験も終了し夏季休業に入った今、読みたい本を読める絶好のチャンスです。

 

 

ぜひ、暑い夏こそ図書館をご利用ください。

皆さまの来館をお待ちしています。

 

以上、図書館:サヤマがお送りしました。

平成31年4月12日(金)第451号『語学講座のご案内』

2019 年 4 月 12 日 金曜日

みなさま、こんにちは。

4月に入っても寒い日がつづいていましたが、ここ数日でようやく春らしい気候になってきました。

学内は色とりどりの花が咲き誇り、とても美しい景色が広がっています。

 

正門前、満開の桜

研究講義棟2階から見た中庭

中庭の花壇①

中庭の花壇②

交流センター入口の花壇

 

個人的に3~4月にかけての学内の景色が一番きれいだと思いますし、吹き抜ける風が心地よく、とても大好きな時期です。学内を歩いていると春の訪れを感じられ、とても清々しい気分になります。

 

さて、新年度が始まり気持ち新たなこの春に、何か新しいことを始めたいなと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこで本日は、市民向け公開講座を担当する地域研究センターから、現在受講者募集中の語学講座についてご案内します。

 

語学講座では、「英語中級」「韓国語初級」「中国語初級」の三つのコースをご用意しています。

「英語中級」では、本学のスコット ビンガム准教授が講師となって講座を行います。講座はすべて英語で行われ、時事問題等について受講者同士でディスカッションを行います。

「韓国語初級」「中国語初級」では、本学の学生や留学生が講師となって講座を行います。どちらも初心者向けの講座で、発音の基礎から始め、簡単な日常会話までを学ぶ内容となっています。

いずれの講座も毎年多くの方にご参加いただき、ご好評いただいています。

 

これらの講座は、前期・後期を通して全20回の講座で、受講料は無料です。申込み締め切りは4月22日(月)までですので、まだ間に合いますよ~!!

詳しくはこちらをご確認ください。

 

みなさまからのお申し込みを、お待ちしております!

 

以上、地域研究センターのトミナガでした。

平成30年10月5日(金)第428号『凌雲会館・交流センターのご紹介!』

2018 年 10 月 9 日 火曜日

みなさんこんにちは。

日差しはまだまだ強いですが、涼しい風が心地よい季節になってきましたね。

 

今日は、本学の学生でも知らない人の多い!?宮崎公立大学の施設である「凌雲会館」「交流センター」のうち、穴場スポットをご紹介したいと思います。

 

本学の研究講義棟の北側に位置します、こちらが「凌雲会館」です!

1階には、学生の皆さんに自由に使っていただける「ラウンジ」があります。

自販機もあり、飲食OKです。

平日のお昼でも空いていることが多いので、ゆっくりランチを楽しみたい方、静かなところで自習をしたい方にオススメです!

 

次は、凌雲会館2階の「IT教育支援室」です。

この教室には、学生に使っていただけるノートパソコン3台を設置しています。

プリンターもありますので、講義の課題や卒論作成するのにぴったりです!

この日は学生さんが自習中でした!静かな環境で、集中して勉強することができます。

平日は9時~19時まで使用できます。

使用する学生がまだまだ少ないので、「静かなところで勉強したい!」という方にオススメの穴場スポットです。

使用する際は、この受付簿に学籍番号と名前、利用時間を記入してくださいね。

 

そしてなんとこの「IT教育支援室」は土曜日にも利用可能です!!

土曜日は9時~17時まで利用できます。

(実は私も本学の卒業生で、学生時代にはこのIT教育支援室を平日の空き時間や土曜日にかなり活用していました…!)

 

つづいて、「凌雲会館」の隣の「交流センター」です。

こちらには、3つのお部屋があります。

まず「多目的ホール」です。

最大約150名入ることが出来ます。会議や研修などで使用されるお部屋です。

スクリーン、プロジェクター、音響設備も完備しています。

 

次に「会議室」です。最大48名入ることが出来ます。

 

最後に「和室」です。

お部屋に入ると、畳のとってもいい香りが広がっています。

和室からは、本格的な日本庭園を見ることができます。

本学にこのような施設があることを知らなかった学生さんも多いのではないでしょうか?

外に出てみると、こんな景色です。

奥に見えるのが、本学の研究講義棟です。

別の角度からもパシャリ。

ご紹介した「交流センター」の三つのお部屋は、いずれも事前に予約・申請をすれば使用することができます。

会議だけでなく、サークルや部活、ゼミなどの活動でも使用することが出来ます。また、有料にはなりますが、学外の方も使用することが出来ます。

 

施設の使用については、地域研究センターまでお問合せください。(電話:20-4772

 

 

最後になりますが、宣伝をひとつ!

毎年恒例、秋の定期公開講座を今年度も開催中です。

 

「ことばと文化」をメインテーマに、英語をはじめとする言語や文化に関するテーマについて、各講師がそれぞれの視点から分かりやすくお伝えします。のこすところ、1012日(金)と1019日(金)の2回となりました!

当日の参加も可能ですので、ぜひ皆様のご参加をお待ちしています。

★定期公開講座について詳しくは こちら をご覧ください。 

 

以上、今週は地域研究センターのトミナガがお伝えしました!

 

平成30年8月17日(金)第421号『ロッキンホース・プリーストと心の平安』

2018 年 8 月 17 日 金曜日

前期の授業期間が終わり、海外留学に出発する学生たちを送り出し、MMUに留学していた外国人留学生たちも帰国して、グローバルセンターにはつかの間の静けさが訪れています。

今年の夏は、短期留学で64人(カナダ39・スコットランド9・韓国16)、長期留学で12人(カナダ3・ハワイ2・中国4・韓国3)が旅立っていきました。

また、外国人留学生は短期研修で41人(ハワイ2・中国21・韓国18)、長期留学で6人(中国4・韓国2)がはるばる宮崎まで来てくれました。

2015年度にグローバルセンターが設置されて以降、留学生の派遣・受け入れともに順調に数が伸びてきており、国際交流の活性化を肌で感じています。

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先日、ハワイ・中国の研修生たちの日本文化体験プログラムの一環で日向市を訪れました。

日豊本線のローカルな列車を体験してもらい、日向市駅に到着。
雨がぱらつく微妙な天気でしたが、まずは馬ケ背の絶景を眺めました。

その後、大御神社に移動してお祓いを体験。

 

異国の宗教文化は留学生たちにたくさんのクエスチョンをもたらしたようで、質問攻めにあいます。

 

ハワイの学生は興味関心がとてもpracticalです。

Priestはどうすればなれる?大学に通うの?」

「女性でもなれるの?」

「神様は何人いる?」

Priestの靴がとってもcool!」

 

今まで神主さんの靴をcoolかどうかという観点で考えたことがなかったのですが、

言われてみると確かにカッコいいかもしれない。

             (画像出展:Wikipedia

 

なんでカッコいいのかな…何かこの形心当たりあるな…と考えていたのですが、

思い当たりました。ヴィヴィアンのロッキンホースに似てるんですね。

高校生時代(もう20年以上前です)にパンクファッションが流行したときに憧れましたが、確か性能の高いPCくらい高価だった記憶があります。今でもまだ高いのかな。

 

ロッキンホースをご存じない方は下記をご参照ください。

https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%B9&sa=X&tbm=isch&tbo=u&source=univ&ved=2ahUKEwigx_2kn-HcAhVLgrwKHQ5LDWoQ7Al6BAgDEA8&biw=1920&bih=960

 

とある中国の学生は、神社の神秘的な静謐さに感じ入るものがあったようです。

「神官の方はとても心穏やかに見えます。どうすれば心に平安が訪れますか?」

「あまり心が穏やかではないの?」

「急速に経済が発展するなかで、私たちは常に競争を強いられていて、少し心が疲れています」

「そうか・・・じゃあ直接聞いてみようか」

 

 

ということで、お祓いを終えて帰り支度中の神官様に少しお話を伺いました。

「そうですね。心の平安につながっているかどうかはわかりませんが、私は365日どのような天候の日でも毎朝海に入って禊を行っています」

「え、雨の日も嵐の日も雪の降る寒い日もですか?」

「はい」

 

私が冬の朝に目覚ましが鳴っても布団のなかでぐずぐずしているとき、なんと神官様は毎朝海に入られていたのですね。

留学生も「そこまでしないと心の平安は手に入らないのか・・・」と驚いていました。

 

 

 

 

毎度のことながら、外国人である彼/彼女たちに日本や宮崎の文化について説明を求められると、自分が表面的な知識しか持ち合わせていないことを痛感します。

外国と日本の違いを発見した後に、改めて日本文化の再発見がある。これが国際交流の醍醐味なのだと思います。

 

MMUを訪れた留学生は、滞在期間中に学生パートナーや地域のホストファミリーと深く交流しますが、そのなかでたくさんの発見と再発見が生まれていると思います。

 

今後もグローバルセンターでは世界各国の協定校との交流をより活性化させることを目指して、国際交流活動に尽力していきます。

 

 

以上、「お祓い」「禊」「お盆」の英訳にううむと詰まったコバヤシがお送りしました。