2014 年 5 月 のアーカイブ

2014年5月30日(金)第224号  『影イング』

2014 年 5 月 30 日 金曜日

みなさま、こんにちは。

 

5月も終わり、いよいよ梅雨に突入ですね。

 

雨だと思うと、なんだか憂鬱になりがちですが

 

そんな時は、思い切ってゆっくりDVD鑑賞でもいかがですか?

 

今、CALL事務室のDVDコーナーはこんな感じで賑わっています。

 

なに見ようかな~

 

でもこの学生たちは、ただDVD鑑賞するだけではないんです。

 

「シャドーイング」ってご存知ですか?

 

シャドーイングとは、文字や文章を見ないで流れてくる音声だけを聞きながら、

 

影のように後についてその音声をまねながら声に出していく学習方法です。

 

CALL Aの授業では、このシャドーイングを取り入れていて

 

映画を見ながらセリフのシャドーイングを行う課題が出されています。

 

学生たちは、自分の好きなDVDを選び、毎日15分程度

 

繰り返しシャドーイング学習を行います。

 

最初は英語字幕を見ながら練習し、だんだんと慣れてきたら字幕を見ずに

 

聞こえてくるセリフだけで、後について自分も【影のように】セリフを続けます。

 

最初は難しいですが、毎日繰り返し行うことでスムーズに言えるようになってきます。

 

DVDを借りにきた学生にシャドーイングについて

 

話を聞いてみました!

 

タケシタ アリサさんです

 

◎自分の好きな物語を見ながらなので、楽しく練習できて、理解もしやすい

 

ノグチ ケイさんです

 

◎何度もやってるうちに自然とセリフが聞き取れるようになる

◎セリフと日本語訳の内容が違うことにも気がつくのも楽しい

 

毎日行うハードな課題なのに、二人とも「楽しい」という感想でした。

 

楽しみながら学習できるなんて、一石二鳥ですね!

 

CALL Aの授業の補助をしている音声学・戸高ゼミ生にも話を聞いてみました。

 

予習に余念のない戸高ゼミ3年生

 

シャドーイングの極意を聞いてみたところ、ズバリ

 

「登場人物になりきること」だそうです!

 

みなさんもお気に入りの映画で、自分の殻をやぶって

 

シャドーイング、やってみてください。

 

 

ところで、4月からCALL事務室に新しいスタッフが入りました!

 

おっとっとっと、マキタです

 

気合い120%、元気いっぱいのマキタさんが

 

笑顔でグイグイ対応いたします。

 

ぜひ一度、お立ち寄りくださいね!

 

以上、ニイナでした。

2014年5月23日(金)第223号 『図書館のお仕事 ~こんなこともしています~』

2014 年 5 月 23 日 金曜日

前回のコバヤシさんの前フリを見て、ムショーに懐かしくなりました。

プリンセスプリンセスの大ヒット曲『Diamonds』。

機嫌よく口ずさみながら、冷たい泉に素足をひたしている時に、ふと思い至りました。

 

「この曲、ちょっと古いから、学生の皆さんは知ってるかな?」

 

気になったアカザワは、ほんの軽い気持ちで、この曲がいったい何年にヒットしたのか調べ始めました。

 

調べものの糸口として、検索エンジン「Google」を使って「プリンセスプリンセス」で検索。約208万件ヒットした検索結果の中から「Wikipedia」を見てみると・・・

ありました。1989年4月に発売されたという情報が記載されています。

 

「はい、これで終了。」ではなく、次はこの情報が正しいかどうか、図書館の資料を使って確かめます。

インターネットの情報はすべてが正しいとは限りませんから、信頼できる情報源で確認することがとても重要なのです!

 

まずは、調べものをする時に役に立つ本が置いている「参考図書」のコーナーに行き、音楽関係の参考図書を探してみましたが、それらしい記載のある資料は見つけられず。

それならばと、図書館の「OPAC(蔵書検索)」で検索開始。タイトルの項目に「流行歌」と入力して検索すると9件ヒットしました。一つずつ詳細を見てみると、請求記号が「767.8」の本が多く、音楽関係の本はこの辺りにたくさん配架されているのではないかと予想できます。

請求記号「767.8」の本が配架されている書架に行くと、やっぱり音楽関係の本がたくさん並んでいます。

そこでブラウジング(=特定の1冊の本だけを求めて探すのではなく、書架に並んでいる本を端から順にぶらっと見てみること)すると・・・ 目的の情報が記載されていそうな本を発見!

 

『新版 日本流行歌史』 ⇒欲しい情報のニオイがプンプンします。

 

パラパラとページをめくること、およそ1分。目的の情報に到達。

どうやら1989年4月に発売されたことは確かなようです。

 

 

1989年ですか。思ってたよりも意外と古いなあ。

1989年ということは、えっと、今から25年前やから…

ん? 25年前??

ってことは、学生の皆さん、知らんどころか、ほとんど生まれてはりませんやん!!

私はつい昨日のことのように思い出せてしまいます。

・・・・・(汗)

 

 

さあ、気を取り直して本題に入りましょう。

 

5月14日(水)および15日(木)、1年生必修の「基礎演習A」という講義の中で、図書館職員が講義を担当し、「図書館の館内案内」と、「OPACを用いた資料検索」および「図書館での資料探索とレファレンス問題の解答」を実習形式で行いました。

この実習の目的は、「これからの大学生活において、レポートの作成や発表、卒業論文の作成などを行うにあたり、学生にとって最も身近な<知の宝庫>である大学図書館で、必要となる情報や資料を収集する方法をまず最初に身に付ける」ことです。

図書館の仕事と言えば、カウンターで座って本の貸出や返却をしているだけと思われがちですが、このような「情報リテラシー教育」を行うことも図書館の大事な仕事なのです。

 

それでは、実習の模様を写真でお伝えします。

 

①103大講義室で、講義の概要や目的を説明し、OPAC検索結果表示画面について解説します。

103大講義室の講義風景

 

②マルチメディア第1講義室で、OPACを使った資料の検索について実習を行います。

OPACで実際に検索。課題も解答します。

 

 

③図書館職員が資料の配架場所などの解説をしながら、館内を案内します。

図書館には、本だけはなく雑誌や新聞もあります。

個室研究室や文庫コーナーもあります。

 

コピー機や利用者用端末の使い方も説明します。

 

④各自に指定された資料を探し出します。

個室研究室前で探す。

集密書架で探す(山口先生も参加)。

 

参考図書コーナーで探す。

 

 

⑤探し出した資料を使って、レファレンス問題を解答します。

目的の情報が記載されているページを探して解答します。

時には相談しながら・・・

時には立ったまま・・・

 

⑥解答したらプリントを提出します。

終了! と思いきや、早く済んだ人には2問目が・・・

 

 

この実習によって、情報収集の基礎が身についたことと思います。まずはこれを活かして、いろいろな講義で課される課題に立ち向かってください。

今後は、次のステップとして、同じく1年生必修の「基礎演習B」という講義の中で、「調査・情報収集の方法(仮題)」と題して、さまざまな情報源(図書、雑誌、新聞、インターネットなど)の特徴の説明や、データベース等を使ったより高度な情報収集の方法に関する講義を行う予定です。皆さん、楽しみにしていてください。

 

 

宮崎ではもうすぐ梅雨入り。梅雨が明ければ、「世界でいちばん」とはいかないまでも「暑い夏」が始まります。気候が目まぐるしく変わるこの時期、皆さんも体調管理にはくれぐれも気をつけてください。

 

次週は、産休・育休から復帰。花金にも戻って来てくれました、CALL事務室のニイナさんです。お楽しみに。

2014年5月16日(金)第222号『未来の破片』

2014 年 5 月 16 日 金曜日

「週刊」と謳いながらブログを更新できておらず誠に申し訳ありません。
大学は新学期が始まりフル回転で、人間や知識との素敵な邂逅が日々再生産されています。

 

それらを整理してまとめて保存したいのですが、時間は残酷なまでに過ぎていきます。
「過ぎていく時間が奪っては壊して それでも思いを繋いでいてよ」と歌ったのはASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さんですが、学務課コバヤシもこの心境で4月末から5月上旬までの大学や宮﨑での想い出の欠片を写真で紹介します。

 

 

■4月24日(木)15:20

中庭でスポーツデイの練習に励む1年生基礎ゼミ。のどかな風景。

 

 

■4月26日(土)11:10

スポーツデイ10人11脚部門でのワンシーン。練習したチームが異常に速い。

 

 

■5月3日(土)9:30

MMU軽音楽部OB・OG会企画、大学-青島間ハーフマラソンスタート。

 

 

■5月3日(土)10:30

ゴールの青島海岸。約19kmで1時間の道のりでした。

 

 

■5月3日(土)12:00

青島獲れの新鮮なお刺身。宮崎県外に就職した卒業生があまりの美味しさに目を細める。青島の魚事情については、大学広報誌「MMUSHiP」 vol.3で学生が取材しています。

 

 

■5月3日(土)16:50

MMU軽音楽部OB・OG会集合写真。ロックミュージックが流れる部室前で卒業生の子ども同士が戯れる平和な光景。

 

 

■5月9日(金)12:35

今年度の大学祭テーマをめぐって熱血ディベートを繰り広げる凌雲祭実行委員幹部。

 

 

■5月14日(土)13:15

生目の杜運動公園で開催された「食フェスタinみやざき2014」での宮崎牛の焼肉。宮崎市の牛事情についても、大学広報誌「MMUSHiP」 vol.3で学生が取材しています。

 

 

 

 

「食ってばっかじゃねえか!」と言われるかもしれませんが、食材の新鮮さは宮崎の大きな魅力のひとつです。

 

食べ過ぎてばかりだと体重の増加は必定ですが、ランニングやサイクリング等の環境が整っているのもまた宮崎の魅力。

 

大学でかけがえのない4年間を過ごした卒業生は、かつての友人や美味しい食べ物を懐かしんでMMUを再訪してくれます。

 

本号でご紹介した一見バラバラの欠片に見える写真は、未来につながる想い出の破片なのです。

 

 

無理がありますか。

 

 

 

以上、1年前にランニングを始めて体重5kg減を達成したコバヤシがお送りしました。

次号は附属図書館でダイヤモンドのように光り輝くプリンセスプリンセス、アカザワさんが執筆してくださいますのでお楽しみに!