2023年もあと10日ほど。みなさまはどのような1年を過ごされましたでしょうか。
見事世界一を勝ち取った「サムライジャパン」のキャンプ地として盛り上がった2月が、遠い昔のように感じます。
さて、本学では英語の教員免許状(中学校・高等学校)が取得できることをご存じでしょうか。現在、約90名の学生がこの教職課程を履修しています。
また、九州地区では令和6年度の教員採用試験について1か月程度の前倒しが決定しています。そのため毎日担当教員の指導を受けながら、寸暇を惜しんで勉強に励んでいます。
今回は、来年度の教員採用試験を受験予定の学生2人に、話を聞きました。
宮崎県出身(3年生)
もともと物事を人に教えることが好きでしたが、中学生の頃、英語の教科担当に憧れを持ち、教員を目指すようになりました。そして英語の教員免許を取得でき、また好きな英語だけでなく幅広い分野を学べるMMUに入学を決めました。
授業やゼミ、教採の勉強と忙しい毎日を過ごしていますが、好きなアーティストの推し活をするなど、ONとOFFをしっかり分けて、集中して取り組むようにしています。
教員採用試験で求められる教職教養については、教職支援室の曽我先生にご指導を頂きながら演習に取り組んでいます。大学の講義と並行するのはしんどいこともありますが、教員になるという長年の夢に向かい、先生方のご支援もいただきながら日々の努力を続けています。
広島県出身(3年生)
隣のクラスの先生に親身に相談に乗っていただいたことがあり、私も生徒のためにどんなときも、熱心に向き合えるような教員になりたいと思っています。また、私は英語が苦手でしたが、褒めながら長所を伸ばしてくださる英語教員と出会い、いつしか英語が好きになりました。この経験から、英語を苦手とする生徒に学ぶ楽しさを教えられる、そんな教員を目指しています。
休憩の時も洋楽を聞き、少しでも英語力を高める努力をしています。そしてたまには好きなアニメやYouTubeを見て、リフレッシュしています。
学校での勉強と教採対策の両立は大変ですが、”未来の教員になった自分”を想像し、「これまでの学びを生徒に還元するため」という意識を持ち、日々の勉強に励んでいます。また、毎日ご指導くださる先生方や、一緒に勉強を頑張る仲間がいるので、その思いも胸に、採用試験に挑みたいと思います。
インタビューにお答えいただいたお二人、ありがとうございました!
このように現役合格を目指し勉学に励む学生だけでなく、大学院進学や企業への就職を経て教員を目指す学生もいます。これからも教員免許状の取得を目指す学生を、関係教職員全員で支援してまいります。
2023年最後の花金は、今話題の大谷さんと同じ、背番号17を社会人チームで背負う学務課カネマルがお送りしました。
どうぞよいお年をお迎えください。