2013年10月25日(金) 第199号『Buds Before Blooming』

ごみの分別…を真面目にできているかどうかは自信がありませんが、資源物を「資源ごみ」と言わないように心掛けているタナベです。

 

さて、今年も「週刊 花の金曜日」が「凌雲祭 広報アンバサダー(大使)」となる時期がやってきました。
今年の凌雲祭は…
「Bloom ~20年目のハナザカリ~」
という何とも華やかなテーマのもと、開催されます!

 

このテーマですが…「Bloomには、”花盛り・青春・咲き誇る”という意味があり、20年目を迎えた公立大が、そこで学ぶ学生たちが、そして公立大学にかかわる地域がより一層咲き誇り、繁栄していくように」という想いがこもっているそうです。(凌雲祭2013公式ウェブサイトより)

 

開学20周年記念を推進している立場として、この「20周年」という節目とその意義が学生さんにも浸透し、活動に反映されているだけでもじんわりと嬉しくなってしまいます。

 

今年の凌雲祭は、11月2日(土)、3日(日・祝)に開催されますが、私も学生時代に大学祭実行委員の経験から、開催2週間前というこの時期は、準備のラストスパートをかけ始める時期かと思います。勉学との両立を図りながらも、一年に一回のこの大イベントにかける学生さんの表情をお届けするべく、今回の花金は、10月22日(火)18時にふらりとキャンパスを歩いて見かけた、凌雲祭の準備風景をお届けします。

 

まず、講堂に向かって歩いていると…何ともキビキビとした練習をしている団体が。

こちらは、素敵なパフォーマンスで人々に元気と笑顔を与えてくれる応援部の皆さんです。
「練習風景を撮ってもいいですか?」の声掛けに対し、凄まじいスピードと阿吽の呼吸でこのフォーメーション。
日頃の練習の成果がチームワークを生んでいるようです。
応援部のチアダンスは、11月2日(土)11時30分から始まります。

 

続いて、講堂の中に入ろうと思いますが…何やら中から美しい音色が。
この音色は…サックスか、いや、トロンボーン、いやいや、クラリネット…と思いきやチューバかな…?

お邪魔しまーす。

中に入ってみると、吹奏楽部の皆さんが、講堂内の様々な場所でそれぞれの楽器の練習をしていました。
(上記の楽器の名前は、実は取材時に学生さんから教えてもらいました。知ったかぶりですみません…)

 

お馴染み「故郷の空」では各パートによるソロの見せ場があり、AKB48の曲では吹奏楽部3年生によるダンスがありと、今年の演奏も、聞き応え見応え抜群の時間となりそうです!
吹奏楽部の演奏は、11月2日(土)10時10分から始まります。


ここで、吹奏楽部4年生の先輩が後輩の練習を見守りながら、
「タナベさん、定期演奏会もあるんですよね~。今年は12月23日(月・祝)午後6時開場、午後6時30分開演で、市民プラザであるんですよね~。クリスマスの前日に、素敵な一日になると思うんですよね~」とボソボソと宣伝してくれました(笑)。
宣伝の機会を逃さないその姿勢は、きっと将来も生かされるでしょう。


背中で語る先輩

 

 

最後に凌雲会館に足を伸ばしてみると…凌雲祭実行委員の皆さんが一生懸命準備を進めていました。

まずは、ゼンチューコーヤサイ局。
カタカナで書くと、何の事だかわからないでしょう。

これは、「前夜祭・中夜祭・後夜祭」の企画・運営をする部局で、「前・中・後夜祭」局と呼ばれています。

11月1日(金)の前夜祭・11月3日(日)の後夜祭は、MMUの学生が対象の行事となりますが、11月2日(土)の中夜祭は、一般の方も参観していただけます。
今年の中夜祭のコンセプトは「ハロウィン」ということで、仮装コンテストが開催されるそうです!
学生の本気の仮装を乞うご期待!

また、同じく中夜祭では、今年の「ゆるキャラダンス選手権」で優勝した宮崎県の「みやざき犬」もやってくるそうですよー!

 

 

続いて、ステイベ局。
この名前もまた「?」かもしれませんが、「ステージイベント」局といって、ステージ上で行われるイベントの企画・運営や他団体によるイベントの管理をしています。

「見どころは?」と尋ねたところ、
局員から即座に返ってきた回答は…

 

 

「彼です」 →  


ということで、ステイベ局長のタカハシさんを楽しみに凌雲祭にお越しください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おっと、これだけでは、せっかくの他のイベントがかわいそうですので、ちゃんとご紹介します。

今年の目玉ゲストは、アーティストの「ONE☆DRAFT」。
こちらは11月2日(土)14時30分に登場です。

男装・女装コンテストは、11月2日(土) 10時50分から
クイズ大会は、11月2日(土) 11時50分から
のど自慢大会は、11月3日(日・祝) 14時20分から、とのことです。

のど自慢大会には、昨年、宮崎市全域(287km²)に美声を響かせた准教授が、今年も出場するとのことです。
昨年聴かせて下さった「また逢う日まで」は1年後を意味していたのですね。

それにしても、これだけのイベントを同時併行で準備を進めて、運営してしまうとは…学生さんの時間の遣い方と役割分担が上手なんだろうなぁ、と感心いたしました! 見習わないと!


 

 

本日最後のご紹介は、屋内局。
屋内局が誇る毎年の超人気アトラクションが「お化け屋敷」。
その人気の秘密は、準備の段階からお化けが乗り移っているという徹底ぶりにありました。

そんな伝統ある「お化け屋敷」も、今年は果敢に変化を加えるそうです。
「これまでは、学校や病院等、『日本のお化け屋敷』を演出してきましたが、今年はズバリ『洋風』です!」
と、自信たっぷりにアピール。
コスチュームにも力が入っているそうですよ!

皆さん、冷や汗を拭くタオルと、涙を拭うハンカチを手にご参加ください。。。

お化け屋敷は、11月2日(土)、3日(日・祝)両日とも10時~17時にお入りいただけます。

 

 

凌雲祭は、この他にもゼミの研究発表や、各種課外活動の発表、また数多くの出店等、見どころたくさん。今年のテーマ「Bloom」で開花するつぼみが、キャンパス内の至るところで、本番の時を待っています。

ぜひ、少しでも多くの花に触れて、学んで、楽しんで、味わって、素敵な2日間を過ごしてみてはいかがですか?


凌雲祭実行委員会を見守る学務課コバヤシさん
 

 

 

 
おまけ

取材を終えて事務局に戻る途中、煌々と明かりがついている大講義室…。

通常講義の補講が行われていました。

陽が落ちても、あるところでは学び、あるところでは大イベントの準備をする若人たち…。
その熱心な姿から、よりよい大学づくりのために職員としてできることをしなきゃ、と刺激をもらいました。