2011年7月8日(金)第91号『棚機(たなばた)の日に』

今年の宮崎県は、例年に比べて20日間程度早く、梅雨明けしました。
毎日うだるような暑さが続いていますが、そんな中、今週は「熱」を感じる行事と「涼」を感じる行事が行われましたので、ご紹介します。

去る7月5日(火)、本学では入試説明会が開催されました。

入試説明会とは、県内外を問わず、高校の先生方を対象に、本学の概要説明や、今年度の入試制度の説明や昨年度の本学の入試の講評を行ったり、実際に本学の施設を見学していただくものです。
この行事は、花金メンバーのヒライさんが中心となり準備を進めてきたもので、当日は熱を込めて、高校の先生方に本学の魅力を伝えさせていただきました。

会場いっぱいに高校の先生方がお越しいただきました。

会場いっぱいに高校の先生方がお越しいただきました。

図書館や…

図書館や…

マルチメディア講義室を見学していただきました。

マルチメディア講義室を見学していただきました。

その結果、この日は県内から45名、県外から5名の先生方がお越し下さいました。ありがとうございました。
是非とも高校に戻って、宮崎公立大学の良さを広めていただきますようお願いいたします。

なお、この入試説明会のレポートならびに関連のお知らせについては、近日中にヒライさんが本学ホームページ「ニュース&お知らせ」欄にアップするとのことですので、お楽しみに。

 

話は変わりますが、同じ日、講堂では恒例となった「七夕コンサート」が開催されました。

七夕です。

七夕です。

講堂の中に入っていくと、まずは受付でプログラムを配布しており、また入口付近は七夕らしく様々な飾りによって彩られていました。

受付から既に涼やかです。

受付から既に涼やかです。

 

アジのある手作りパンフレットです。

アジのある手作りパンフレットです。

また、今年は新たな試みとして、来場者先着100名に、テディベアと星形のクッキーが配られました。

参加者増を目指し、新たな試みが。

参加者増を目指し、新たな試みが。

さて、入口の模様はこれくらいにして、早速、七夕コンサートの模様をお伝えしていきましょう。

このコンサートのトップバッターは、我らがソメヤ課長、花金メンバーのコバヤシさん、タナベさんが務め、The Beatlesの曲を熱演されました。七夕らしくメロディアスな曲を、大人の魅力たっぷりに聴かせていただき、場内からは自然と手拍子も起こるほどでした。

大人な演奏を聴かせていただきました。

大人の演奏を聴かせていただきました。

絶妙なメロディーと…

絶妙なメロディーと…

ハーモニー。

ハーモニー。

 

 

 

 

 

 

 

「鍵盤の会」の演奏では、クラシックからポップな曲まで幅広く演奏され、先ほどの雰囲気とは打って変わって、場内の観客の皆さんもしんみり聴き入っていました。

しっとりした雰囲気で。

しっとりした雰囲気で。

「アンサンブル同好会」の演奏では、本格的なアリアや、バイオリンとピアノの二重奏を聴くことができました。私は初めてアリアを聴かせてもらったのですが、マイクを通さずにあれだけ綺麗な、大きな声を出せる学生に尊敬の念すら覚えました。
ピアノとヴァイオリンの「アンサンブル」。

ピアノとヴァイオリンの「アンサンブル」。

ピアノと声の「アンサンブル」。

ピアノと声の「アンサンブル」。

 

 

 

 

 

 

 

「演劇部」の演劇では、『夏の夜の夢』というタイトルで、日本の伝統的な怪談スタイルである百物語をベースとした、ホラーな中にも時おりコメディーを交えた、引き込まれる演技を観ることができました。

劇中に出てくるブラックユーモアに「クスッ」とさせられることも。

劇中に出てくるブラックユーモアに「クスッ」とさせられることも。

「吹奏楽部」の演奏では、吹奏楽曲とポップな曲を聴くことができました。総勢20名以上の演奏は迫力満点で、館内が音に満ち溢れていました。
圧巻の演奏でした。

圧巻の演奏でした。

「アカペラ部」の発表では、男女の様々なグループによる、絶妙なハーモニーを聴かせていただきました。ちなみに声だけで歌い演奏する方法は、日本では「ボイスパーカッション」という名で知られていますが、英語では、「Vocal Percussion(ボーカルパーカッション)」または「Mouth Drums(マウスドラムス)」というそうです。
渋い音色と。

渋い音色と。

華やかな音色と。

華やかな音色と。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「JAZZ研究会」の演奏では、夏を思わせる爽やかな曲が演奏されました。そして、メンバーには1年生も含まれており、この日が人前で初めて演奏する人もいたとのことで、初々しい演奏を聴くことができました。 
 
初々しい演奏を、先輩方が音で引っ張っていました。
初々しい演奏を、先輩方が音で引っ張っていました。

「七夕コンサート」の締めとして唄われたのは、本学の愛唱歌「ツバキウタ」です。このコンサートに参加した全演者による合唱が、講堂内に響き渡りました。この歌はこの「花金ブログ」でも何度かご紹介していますが、徐々に本学内でもこの歌が浸透してきていることを感じました。

締めは、愛唱歌「ツバキウタ」で。

締めは、愛唱歌「ツバキウタ」で。

制作者の一人も共演。

制作者の一人も共演。

 

 

 

 

 

 

 

暑い夏が始まったばかりの宮崎ですが、この日の講堂ではそんな中でも、砂漠の中にあるオアシスのような、涼やかな時間を過ごすことができました。

本格的な夏が到来し、夏休みもすぐそこに迫ってきました。「夏を制す者は受験を制す」という言葉もあります。受験生の皆さんは、体調管理だけにはくれぐれも気を付けていただき、時には音楽に触れるなど気分転換をして、この夏を乗り切っていただくことを祈りつつ。