2012年10月19日(金)第150号『インターンシップ実習で学んだものは・・・』

 朝、夕とめっきり寒くなってきましたね。後期に入りまして、3年生の就職活動の準備は着々と進んでいます。就職活動支援事業スケジュールには予定がびっしり入っています。これは毎年試行錯誤を繰り返して、みなさんが「この時期に何をすればいいのか」を考えて作成したものです。

就職活動支援事業スケジュール(後期予定)

どうでしょうか? こんなにもやることがあるのかという感じですね。

毎週のように予定が入っています。このスケジュールに添って行動すれば就職活動の準備は万全です。さらに、就職支援室では、10月22日(月)から3年生全員との面談を行っています。これは、6~7月にかけて開催した自己分析セミナーを受けて、学生のみなさんに自己分析シートを作成してもらい、それを基に、自己分析の結果や就職の希望、不安に思っていることなどを話しています。

まずは、写真をパチリ。

「は~い、撮ります。」

そして面接室へ

何を話しているんでしょうか? 笑い声がたえません。

学生はやる気に満ちて帰っていきました。

忘れていて自己分析シートの提出と面談を受けていない学生は、早目に就職支援室まで来てくださいね。

 

 続きまして、10月16日(火)3時限に、インターンシップ報告会を開催しました。

「インターンシップ論」を履修している学生が、8~9月にかけて実習に行ってきました。その際に作成した日誌や報告書を基に発表を行ってくれました。

花金メンバーの田辺さんデザインです

発表は、インターンシップの活動内容(どういうことをしたのか?)や教訓(学んだことや社会人に求められるもの)を中心に、一人3~5分にまとめて行われました。

ベンチャー企業にインターンシップに行った入角さん

 入角さんは、東京のベンチャー企業「Come on UP」に行ってきました。それも、なんと8月1日~9月30日まで。この会社は、シェアハウス事業を手掛けており、シェアハウスは自律心のある人々が共同生活を通して互いに学び合い、成長する場であるという考えを持っています。その中で、入角さんは、週3回ミーティングに参加して議事録を作成したり、シェアハウスのセットアップをしたり、シェアカルチャーという文化を定着させるために、広報誌を作成したりしました。特に、広報誌は、ターゲット別に、住人用、地域用、宣伝用と3種類に分けてインタビューなどの取材を行い、それをまとめる編集作業も行っていました。

ベンチャー企業なので、社長との距離感も近く、意思決定までの時間が早かったり、ミーティングでの意見が活発だったりと大いに触発されたようです。そんな中で、①自分で考えて行動すること、②スケジュール管理の重要さ(期限を決めて考えたり、複数の仕事を同時に行ったり)、③ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)をしっかり行うことの3点を学んできたと発表がありました。

宮崎市役所にインターンシップに行った桂原さん

 桂原さんは、宮崎市役所環境保全課、環境業務課、廃棄物対策課に行ってきました。環境に関する業務は多岐にわたり、ヘルメットをかぶって現場も体験していました。また、生活の中で「ごみ」は捨ててしまえばそれで終わりですが、最後の処理をしてくれている人がわかり、環境に配慮することの大切さを認識したようです。さらに、みなさんが常に市役所職員としての誇りをもって働いており、公務員のイメージが変わったと発表していました。

課題として、接遇マナーが不十分だと指摘され、まだまだ未熟であることに気付いたようです。桂原さんは、今回のインターンシップ実習で、今までより強く宮崎市役所で働きたいという想いになったそうです。

山本明夫先生のグループ発表の様子です

森津先生のグループ発表の様子です

 

ちなみに本学学生のインターンシップ実習先は以下の通りです。

宮崎市役所
宮崎県庁
宮崎県立美術館
(株)アイロード
浩和会 白浜学園
ブライトハウス住吉
青島リゾート株式会社
株式会社テレビ宮崎
株式会社宮崎観光ホテル
株式会社宮崎放送
株式会社宮崎レマンホテル
財団法人みやぎん経済研究所
社団法人宮崎県物産振興センター
高原ミネラル株式会社
トップツアー熊本支店
ホテルグランディ宮崎
マエムラ(延岡支店)
宮崎県酒類販売株式会社
宮崎南印刷
宮崎空港ビル株式会社
九州電力株式会社宮崎支店
熊本県人吉市役所
ソラシドエア
DELL株式会社
Come on UP
Ylem Infotech(インド)
株式会社ビープロジェクト
ボランティアプラットフォーム
ホンダロックベトナム
三井住友海上火災保険
鹿児島県庁
鹿児島市役所

自治体から民間企業、さらには海外と多岐にわたっています。

今回のインターンシップ実習で学んだものはみなさんにとっての財産となります。これからの就職活動やキャリアで大いにいかしてください。

今週の花金は就職支援室キャリア支援係の竹下が担当しました。