2015年10月2日(金) 第288号 『後期、始まりました』

みなさまこんにちは。

朝晩、吹く風が少し涼しくなってきました。

 

ここのところ

お日様の姿をお見かけしていないせいでしょうか。

薄いタオルケットを

必死にかぶっている状態で目覚めることが増えています。

(みなさまは、暖かいものを着て寝てください)

 

 

さて、本学では、長いようで短かった夏休みが終わり、

いよいよ今週月曜日から、後期授業が始まっております。

先週のニイナさんからのご報告によりますと、

学生のみなさんもなかなか充実した夏を過ごしていたようですね!

そのパワーを胸いっぱいに抱えたみなさんの顔と、元気な声で、

こちらも目が覚める思いです。

 

 

今回は、2年次後期に開講される必修科目「基幹演習B」の

全体ガイダンスをのぞいてみました。

前期で開講された「基幹演習A」との違い、

また、そこからどう繋がっていくのか…

など、この演習でのねらいや進め方の詳細について説明を受けます。

 

基幹演習で学生のみなさんが身に付けるものは、次の3点。

① 論理的思考力、情報収集力、情報整理能力等のアカデミックスキル
② ディスカッション等を通じたアカデミックなコミュニケーションスキル
③ チームワークや責任感などの社会人スキル

 

基幹演習Aでは、用意されたテーマについて進めてきましたが、

基幹演習Bでは、外部講師による講話を聴き、その中から自分たちで課題を発見して、

解決方法を探っていくことになります。

フィールドワークなどで情報収集を行い、グループディスカッションにより意見を交換し、

論理的にアイディアを練り上げ、最終的にその成果を発表します。

 

「なんとなくいい」「なんか好きだから」といった、「感覚的」ではなく、

「論理的」に思考し、「証拠」に基づき「解釈」していく。

 

また、グループワークですので、

それぞれの考え方の違いを、論理的な考え方・証拠に基づいた意見により、

自分たちの答えをまとめて一本化する。

このような作業は、社会に出てから必要なスキルとなるはずです。

 

 

そんなガイダンスでのお話を聞いていて、

「論理的な思考」とは程遠く、「感覚的」に毎日を過ごしていることにハッとしました。

芸術の分野では「感覚的」なことが大切ですが…ということでしたので、

自分はそちら側なのかしら、などと都合の良いように受け止めそうにもなりましたが…

 

日々の何気ない選択にも、

「なぜそれが好きなのか」「なぜそれを選んだのか」「なぜそうしたのか」、

自分の中にある たくさんの証拠を取り出して、考えてみるのも楽しいかもしれません。

意外な自分を発見してしまいそうです。

 

まずは、

「なぜ木曜日の夜になると、お好み焼きが食べたくなるのか」

から考察してみたいと思います。

 

 

学生のみなさんは、まじめに演習に取り組んでください。

 

 

 

今回は

秋になり、もともとたくましい食欲が

ますます止まらないツエが担当いたしました。